東京校友会について

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会長挨拶

2021年 新年ご挨拶

新年ご挨拶   会長 横山 徹

 

昨年から新型コロナウィルスによって類を見ない厳しい日々が続いております。今年こそ早く収束して、皆様とともに、校友の拡大を目指し、「群れる機会」の提供など本来の校友会活動ができるようになれば、と祈っております。

 

東京校友会の会員の皆様、明けましておめでとうございます。輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また日ごろは東京校友会の活動にご支援、ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。

 

昨年は、当会の会長・副会長・代表幹事・副代表幹事・常任幹事・幹事の役員と評議員が改選され、心新たに発足しました。また大学では松岡学長から植木学長に交代、校友課長・募金課長なども新任となり、新体制になりました。ところが、二月ごろから、新型コロナウィルスの世界規模での急速な感染拡大で自粛モードに入り、様々な業種業態に影響を与える歴史的な災禍となってしまいました。

 

その影響で校友会活動は大きく制限され、今年度計画していたほとんどの行事を中止せざるを得なくなり、厳しい状況下での運営が続いております。まさに東京校友会発足以来の一年になってしまいました。

 

特に「群れる機会」の一つ目、皆様方が毎年楽しみにされている「春の集い」を中止いたしました。実行委員会では、これまでにない斬新なアイデアで、熱心に諸準備を進めていました。中止の決断は、様々な影響を検討した末の苦渋の選択でありました。

 

二つ目は会員の皆様のご要望に合わせて企画する「各種講演会」の中止です。特に今年度は若いビジネスパーソン向けに計画しておりましたが、何もできないままになりました。

 

三つ目は新しい定例行事として定着した「懇親ゴルフ大会」も中止させていただきました。

 

さらに四つ目は諸準備を早くからはじめておりました「特別協力会員の集い」の中止、五つ目は今年二月十二日に学士会館前で開催予定でした校祖新島襄「生誕の地碑前祭」も早々に中止の決定がなされました。

 

以上のようにまさに多岐にわたり行事開催の機会が失われてしまったことは、校友の懇親と会員の拡大、大学への諸協力など校友会活動の根幹に影響を与えています。またそれぞれの行事でお願いしております関東出身学生への奨学金募金活動も難しく、まさに受難の一年となりました。

 

しかしそんな暗い話ばかりではありません。校友会では皆様方に対してコロナ禍で困窮している学生や、従来の関東出身学生への奨学金募金を東京ジャーナル、ホームページなどで呼びかけましたところ、実に多くの校友の皆様にあたたかい募金のご協力をいただきました。紙面で恐縮ですが誠にありがたく厚くお礼を申し上げる次第です。

 

また昨年十一月にはIOCバッハ会長が来日し、一年延期された東京オリンピックを「コロナに打ち勝った証」として開催するとの力強い方針が出されました。このことは、様々な分野にとって明るい材料といえます。

 

またご案内の通り同志社大学は2025年に創立150周年を迎えます。従前よりお願いしております「2025ALLDOSHISHA募金」も皆様方のご協力で目標を達成したいと思いますので、引き続き宜しくお願いいたします。

 

最後に、これからは「ウィズコロナ」での諸活動になります。どうか会員の皆様におかれましては十分ご留意され、今年一年お元気にお過ごしください。