東京40会10周年記念総会は菊薫る10月29日(水)午後3時半より同志社大学東京オフイス内の大会議室にて開催されました。
<総会会場風景>
東京40会は2004年の「春の集い」に参加された15名の方々が発起人となってスタートしましたが、この10年間で会員数が100名近くになりました。
各年度の役員や幹事の方々は会の正式行事である総会や新年会、更には観光旅行やゴルフコンペ、絵画展や写真展、音楽会や落語鑑賞、暑気払いなど様々なイベントを企画し、同期の絆を強めると同時に新規会員の増強に努めてきました。
第一部の総会では、宮野幹事が1800枚の写真をスライドに編集し直して「10年の歩み」が紹介され、多士済々の40会会員の多彩な活動ぶりを振り返りました。
<スライドで説明する藤川会長>
役員改選では現会長の藤川徹夫氏が退任し、新会長に佐上勝彦氏が選任されました。
新会長からは東京40会の10年の歴史の重みを感じつつも、会員の皆さんの協力を得て、尚一層、会の発展に努めたい旨の抱負が述べられました。
<佐上新会長の挨拶>
第二部では同期の小説家、福本武久氏に「わが人生と文学—その奇妙な出会い」と題して記念講演をしていただきました。
<講演する福本氏>
学生時代に古本屋で同級生から紹介された太宰治全集によって小説の世界を垣間見たが、サラーリマン時代に1年間の療養生活を送ったのをキッカケに小説を書いてみたい衝動に駆られ、文学学校に通うようになり、そこで小説家としてのモノの見方、考え方を徹底的に叩き込まれたこと、小説という虚構の世界を組み立てる緻密で、孤独な作業の厳しさと、生み出された作品が自分の手を離れて独り歩きする姿を見る醍醐味を語っていただきました。
<参加者全員>
第三部の懇親会は京都つゆしゃぶの店「ちりり」に場所を移して賑やかに開催されました。冒頭、伊藤副会長からは、40会の立ち上がり当初から6年間に亘り、幹事を務められた近藤章氏に対し感謝の言葉が述べられました。
<伊藤副会長の懇親会開催の挨拶>
長野から駆けつけた野治さんからは「これからの10年」を目指して、元気に活動したい旨の言葉があり、会員各位の健康と10周年を祝して乾杯しました。
<乾杯の音頭とる野路氏>
懇談の中では同志社ラグビーの復活の兆しが報告されるなど、明るいニュースもありました。
<懇親会風景㈵>
<懇親会風景㈼>
写真10<懇親会風景㈽>
<懇親会風景㈿>
<同志社チアーズで閉会>
最後は恒例のカレッジソングを斉唱し、同志社チアーズで絞め、お開きとなりました。
文責:我妻氏
写真:鈴木(Y)氏