東京38会朋友、福田慶治氏の「水墨画展」を鑑賞
時:2016年2月23日(火)
所:東京都美術館
福田氏は日本有数の画壇である「全日本水墨画会」に8年前から師事をされ、
この度2回目の出品をされたことを知り、38会仲間15名で上野の美術館に集合し存分に鑑賞をいたしました。
氏の作品は「唐松の林」と題する12号の秀作で、深閑として林立する唐松の美しさを見事なタッチで描かれており、
日頃からは想像も出来ない氏の才覚にふれ一同感動をいたしました。
福田氏の作品前にて
水墨画は鎌倉時代に禅と共に伝わったともいわれ、墨一色の濃淡と明暗で表現される
その美しさは「感嘆!」の一言に尽きます。
会場には全国から200点有余の作品が並び、まさに圧巻!。
とくに女性の会長の塩澤玉聖氏の「八重霞」は高い芸術性に冨み暫し皆釘付けになるほどの大作でした。
そんな会長さんを囲んでの記念撮影もいたしました。
塩澤玉聖氏の作品前にて
撮影後に美術館内のレスランに場を移し、楽しい懇親会を開きました。
句会の久保木らうら女史の乾杯に続き、福田氏より水墨画に魅せられたお話などをお聴きました。
水墨画の精神世界と名画「第三の男」の音楽との繋がりの内容には
さすが長い間の映画人の心意気が感じられお話のセンスに感心いたしました。
句会の主宰あかぎ倦鳥氏より福田氏への贐のお言葉をいただき散会としました。
東京38会 丸山俊夫 記