同志社東京校友会

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平成23年5月20日当番  業平記

すみれ亭句会67 ↓ クリックすると表示されます ↓
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 東日本大震災とそれに伴う福島原発のメルトダウン事故では、被災地ばかりでなく日本全体に大きな停滞をもたらしました。
 一方、被災者の救援や介護に日本国内ばかりでなく外国からも医療救援や原発関係技術提供など暖かい支援が寄せられ、「心の絆」を強く感じさせた場面も多々ありました。 
 本句会に先立つアルファー会では、倦鳥主宰によるご講義で大震災のような悲惨な事象を伝統的な文学で詠む 場合は、十七文字の俳句より、三十一文字の短歌の方が深い悲しみを詠み、より多くの慰めを伝えることができると実際に詠まれた歌で丁寧にわかりやすくご講 義をいただき大変参考になりました。 
 すみれ亭に15名の会員が参集し活発に選句を行い、倦鳥主宰の軽妙で当を得たご披講をいただき更に作句の腕が上がったような気分になりました。

主宰詠句(今月の一句)


新茶古茶出涸らしと渋抜けて来し    倦鳥

   詠み人の人生を茶葉に喩えられた句で渋が抜けてきた様子を見事にお詠みになっていますが、私には、詠み人は年々渋みが増していらっしゃるようにお見受けします。 (業平)                                          

[次回お知らせ]
6月例会句会: 6月17日(金)、
     投句締切日=10日(金)
         当番幹事および投句宛先=和代さん
         鳥兜兼題=かたつむり

 α会はお休みです       

   (弓人)

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