「新年句会」が盛大に開催さる
去る2月17日、名勝・小石川後楽園にて参加者17名による恒例の新年句会が開催されました。
当日は早春の晴天に恵まれ、大名庭園を囲んでの会席料理を楽しみながら、力作の数々を存分に堪能いたしました。
特に倦鳥主宰から頂いた句題の「牡蠣」や「ぶらんこ」の作品には活発な寸評と感想が飛交い大いに盛上がりました。
70余句の中から優秀作品8句が選ばれ、倦鳥主宰より記念の書籍の贈呈がされました。
式年を待つ五十鈴川水温む 塗田業平
ボート屋のボート出払う水の春 山本 まさ
語らひて買ひ物済ませ日脚伸ぶ 池田 和代
存らへて昔くはざる牡蠣を喰ふ 池田しろう
口いっぱい海が広がる嗚呼酢牡蠣 打越 信貴
磯の香をためて厨は牡蠣ごはん 丸山 黄雀
ぶらんこや落ちてけがした幼き日 黒田満紀子
ブランコや介護の母と遊びし日 金田登紀子
すみれ亭句会76 会報(PDF)
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76.pdf
<主宰詠>
牡蠣啜るクレオパトラの受け口で あかぎ倦鳥
すみれ亭句会も今回で76回目を数えました。
100回を目指してお互いの健康を誓い合い散会としました。
当番幹事 山本まさ 丸山黄雀 記