同志社東京校友会

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年次会活動

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飯能 天覧山と多峯主山(とおのすやま)を登る

ウォーキング部会幹事:中澤 淳郎

快晴の5月22日(水)、紅一点の池田和代さんを含め9名が飯能駅に集合した。中澤幹事が我々の年齢と体力 に相応しい距離と高低差のあるコースを厳選、一番に訪れた場所は、小高い丘にある紫陽花で有名な「能仁寺」、裏手に桃山時代の造園と言われる名園をもった 風格を漂わせる雰囲気のお寺であった。

最初のチャレンジは195mの「天覧山」、春は桜とつつじ、秋は紅葉の映える景勝地で、山腹には5代将軍綱 吉の生母・桂昌院が奉じたと伝えられる16羅漢に手を合せ、山を登る。頂上に近づくと石段の一段一段の段差が大きくなり、少しバテ気味になるも未だ体力は 充分残っていて意気揚々と到達。
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頂上には鏡岩、獅子岩等の奇岩があり、展望台に立てば秩父連峰、奥多摩の山々に富士山が一望できる・・・は ずであったが、当日は天気晴郎なれど遠くは霞んで姿は見えず残念。下りは一気に降りて次なる山に挑戦、道中赤帽の園児と擦れ違い、黄色い声とハイタッチを 交わす。あのあどけなさに戻りたい。

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2番目の「多峯主山」(とおのすやま271m)は、源義経の母・常磐御前が登りながら何度も振り返ったと伝 えられる「見返り坂」、同じように我々も振り返りながら県指定の天然記念物「飯能笹」等を愛でつつ登山を続ける。中腹辺りまではなだらかですいすい登って いたが頂上近くは急坂となり小休止を繰り返す。「三浦雄一郎さんも今エベレストで頑張っている、我々も負けず頑張ろう」とユーモアで和やかに励まし合いな がら全員何とか頂上にたどり着いた。最後が厳しかっただけに、東京方面が一望できる山頂からの眺望は、格別で昼食が殊の外美味い。気温も上昇、大いに汗も かいたのでビールを飲みたいところだが山頂に茶屋は無し。
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271mの下山は、一気だが登りに比べて危ない、途中老女年金組とすれ違い「貴方がたは何のグループ?」と聞かれる。下界に下りて「セブン・イレブン」を発見、某氏はビールを先ず所望し小休止、近くの入間川の景勝地・吾妻峡へと足を伸ばす。
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清流の河原で一休み、冷たい川水に生きている幸せを感じながら急坂の土手を登り切ったところで最後のエネル ギーを出し尽くした気持ちになる。そこから飯能駅まで徒歩約40分、途中飯能駅行きのバスが何度か通過するも、「バスに乗りたい」との声なき声を無視して 中澤幹事はウォーキングの主旨にのっとり、目的地飯能駅まで歩く。総歩数約2万歩。

早速、飯能駅のレストランで、6名が冷たいビールで慰労会を行った。今回の行程は「38ウォーキング会」始 まって以来のハードさではあったが、全員最後まで歩き切った楽しいウォーキング会であった。同期の仲間が食事をしながら、汗をかきながら、また喘ぎながら 共に6時間を過ごせたことは何にも増して至福の時間となった。慰労会のビールとお酒の旨かったこと。
(楠田 記)

参加者(9名):
(女性)池田
(男性)石垣、上原、楠田、田中、塗田、東、平野、中澤

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