同志社東京校友会

TEL 03-5579-9728

東京38会 東京38会

年次会活動

東京38会

今年は年明けからいいニュースが飛び込んできた。
38会会長・楠田智昭さんが、日本でも権威ある書道展である「學会展」(1月12日~17日・於東京都美術館)で、毎年の「臨書部門」入選に加え、今年は特に難しいといわれる『創作部門』に初入選されたというのである。 
15dscf27542028329.jpg

 



こんなお芽出度いことはそうあるものではない。
皆でお祝いをしようではないか。話はとんとん拍子に決まってしまい、俳句の会を中心に20名の賛同者が集まった。当日(2月13日)は寒い日であったが、我々の心を象徴するかの如くに、空はあくまでも碧かった。

「楠田さんを囲んで」
15dscf27572028329.jpg

 



楠田さんの筆名は「柏典」(はくてん)である。今回の出典作品は北宋時代の文人のもので、「黄庭堅尺牘」と いう。人間謙虚であらねばならないことを説いているものだそうである。作品は横2㍍、縦5㍍ほどの大作である。これを今回大作の前で楠田さんから書の由 来、意味、制作過程の苦労等を聴いた次第。

展示会の後、全員が上野精養軒で楠田さんを囲んでお祝いの昼食会をもった。

「赤木倦鳥さんの音頭で乾杯」
15dscf27702028329.jpg

 



「お話をされる楠田さん」
15dscf27712028329.jpg

 



「祝いの席で」
15dscf27692028329.jpg

 



ここでゆっくり楠田さんの書道への思い入れというか熱い情熱を伺うことができ、出席者一同それぞれの道は違うにしても、わが道を今後も深めていきたいもの、と誓った一日であった。実に爽やかな心満たされた一日であった。

「上野精養軒の前で」
15dscf27742028329.jpg

 




(38会・諏訪順一記)

記事一覧へ