第169回 大國魂神社・競馬博物館とビール工場
日 時: 2017年10月26日(木)10時~
集合場所: 京王線府中駅北口改札
天 候: 快晴
参加者数: 23名
案 内 人: リーダー 吉川 進(43工)
サポーター 外村(34法)、佐藤(36経)、(駒田(43工))
歩行距離: 約5.5km
≪コース≫
府中駅 ⇒ けやき並木 ⇒ 大國魂神社(拝殿・住吉神社・東照宮・ご神木・辰巳神社・松尾神社・水神社)
⇒ 馬頭観音 ⇒ 競馬博物館・日吉ヶ丘公園⇒ 郷土の森(昼食)⇒ サントリービール
⇒ 分倍河原駅(解散)
10月は秋の長雨や台風21号の来襲で、不順な天気が続いていたが、
当日は打って変わって願ってもない快晴に恵まれ、絶好の歩こう会日和となった。
京王線府中駅に集合後、1062年に源頼義・義家が寄進した天然記念物のけやき並木を通って
大國魂神社に向かう。
並木の途中では、現代風イケメンの義家の銅像が興味を誘った。
大國魂神社 西暦111年に建立された武蔵一之宮で、参道途中の稲荷神社、相撲場、
日露戦役記念碑、軍艦多摩戦没者慰霊碑を見ながら拝殿に向かう。
それぞれに参拝後普段は訪れる人の少ない本殿裏の、住吉神社、東照宮、ご神木(銀杏の大木)、
辰巳神社、松尾神社、水神社を巡る。
境内には祭神が嫌ったとの言い伝えで、松の木は一本もなく、それにちなんで
府中では正月も門松の代わりに門竹を飾る風習があるとの事。
馬頭観音 レースの事故等で亡くなったお馬さんを供養する観音さん。
隣にはトキノミノル等過去の名馬の墓碑や、馬霊塔もある。
東京競馬場 昭和8年に目黒から移ってきた、収容人数22万人の国内最大の競技施設。
場内の日吉ヶ丘公園から、2000mの綺麗な芝トラックとスタンドの威容を楽しむ。
背後にはぼんやりではあるが、前日に冠雪した富士山を眺められた。
また、ユーミンの名曲「♪中央フリーウェイ ♪右に見えるは競馬場 ♪左にビール工場」
のビール工場も眺められた(午後はここを見学)。
競馬博物館 館内を学芸員の方に説明してもらい、今まで知らなかった競馬の奥深さに
触れる事が出来た。
最初に代表的な馬の種類の説明を受けたが、巨大なばんえい競馬の馬、スマートな競走馬、
背の低い在来種の違いが一目で分かったが、特に明治にサラブレッドが輸入される以前の日本では、
短足の在来種しか生息しておらず、戦国時代も映画で見るような騎馬武者のカッコ良さは、
なかったのではないかと想像すると可笑しくなった。
その後はレースの発走ゲートの仕組みや、各種馬具、騎手の勝負服等の説明を興味深く聞いた。
競馬場東門から出て厩舎やパトロールタワーを見ながら、競馬場の裏を府中郷土の森へ進み、
そこで昼食後最後の訪問先へ。
サントリービール武蔵野工場 当工場の見学コースは非常に人気があり、
当日も20人枠をようやく確保出来た。
案内役のお嬢さんに連れられ、原料となる水・大麦・ホップの説明を聞いた後工場へ。
仕込み→発酵→貯酒→ろ過→パッケージの工程を見て、お待ちかねの試飲コーナーへ進み、
種類の異なるプレモルを3杯までOKであった。
が、残念ながら時間が短い事とおつまみが寂しかった為に、
十分に満喫出来なかったのが心残りであった。
まあ、ただ酒だから止むを得ないか。
(吉川記)