春の主な各部戦績は表をごらんになってください。
部活名 | 日時 | 会場場所 | 大会名 | 結果 |
水泳部 | 4/10~13 | 東京辰巳国際水泳場 | 日本選手権水泳競技大会 | 高野綾(スポ3) 女子200m自由形3位 |
フェンシング部 | 4/12、13 | 大山崎体育館(京都府) | 関西学生リーグ・フルーレ | 女子団体 優勝 |
バドミントン部 | 4/22~5/12 | 関西大学ほか | 関西学生バドミントン選手権大会 | 男子団体1部 優勝 |
卓球部 | 4/25~27 | 池田市立五月山体育館(大阪府) | 関西学生卓球新人大会 | 政本ひかり(社1) 優勝 |
5/4~11 | 京都市横大路運動公園体育館ほか | 関西学生卓球春季リーグ戦 | 女子団体 優勝 | |
空手道部 | 4/29 | 兵庫県立総合体育館 | 関西学生空手道個人選手権大会 | 大野ひかる(スポ4) 女子組手50kg級 優勝 |
5/25 | 近畿大学記念体育館 | 西日本学生空手道選手権大会 | 女子団体組手 優勝 | |
馬術部 | 5/5 | 三木ホースランドパーク(兵庫県) | 関西学生総合馬術大会 | 住岡崇(スポ3) Mクラス障害飛越競技D 優勝 |
陸上競技部 | 5/7~10 | ヤンマースタジアム長居 | 関西学生陸上競技対校選手権大会 | 桐山範大(商4) 男子110mH 優勝(大会新記録) |
井戸田峻(スポ2) 男子走高跳 優勝 | ||||
射撃部 | 5/9~11 | 能勢町国体記念スポーツセンター(大阪府) | 春季全関西学生デジタルスポーツピストル射撃選手権大会 | 森岡加南子(法4) 10mBPDS40W優勝 |
相撲部 | 5/11 | 堺市大浜公園相撲場(大阪府) | 西日本学生相撲新人選手権大会 | 高橋大和(法1) 優勝 |
トライアスロン部 | 5/18 | 群馬県渡良瀬遊水地 | 全日本大学トライアスロン選抜大会 | 団体 準優勝 |
平岡隆明(スポ4) 個人3位 堀内保大(理工4) 個人4位 | ||||
ソフトテニス部 | 5/24、25 | 同志社大学ほか | 関西学生ソフトテニス選手権大会 | 樫本泰直(商1)・夏見佳憲(商3)ペア 優勝 |
自動車部 | 5/25 | 近鉄自動車学校(大阪府) | 全関西学生自動車運転競技大会 | 女子団体 優勝 |
西山咲(文3)女子小型貨物の部 優勝 |
関西学生リーグ女子フルーレ 優勝!
「優勝は考えてなかった」(藤山)。団体戦は1チーム3人の総当たりで、計9試合を行う。メンバーは全員2 年生の若いチーム。昨年は入学後、まだ顔を合わせて間もないままこの大会に出場した。結果は関西4位。「ライバル心もあり、一人一人がバラバラだった」 (藤山)。1年間という年月を経て、プレーについて相談できる関係までに進展。彼女たちは新たな姿でピストに立っていた。
「無理せずチャンスだけを狙っていこう」。全員でそう誓って試合に挑んだ初日。3戦目は昨年敗北を喫し、無 類の強さを誇っていた王者朝日大と対戦。主力の選手が抜け、戦力は予測不可能であった。序盤からシーソゲームが繰り広げられる。その流れを変えたのは大嶋 だった。相手のアタックを上手くかわし、リードを奪う。そのまま追撃を許すことなく45―32で昨年の雪辱を果たした。
最終戦は対関学。「余計なことを考えず集中しよう」(堀)。出鼻こそくじかれるものの、
堀が追い上げをみせると、そのまま終盤まで順調にリードを守りきる。そしてラストの
堀へとバトンをつなぐのは大嶋。大会2週間前の遠征では、この場面で15点以上を離されてしまっていた。 「絶対にプラスでつなげようと思った」(大嶋)。その言葉通り、今回の試合では11点のリードをラストへつないだ。関学のエースにひるむことなく、 39―27で優勝を手にした。
「実感はないがとてもうれしい」(藤山)。昨年から同じメンバーで何度も試行錯誤を繰り返してきた。はじ めはバラバラの方向をむいていた彼女たちも、今は同じ方向にむかっている。1本の矢は簡単に折れても、3本が結束すれば簡単には折れない。その固い絆を胸 に彼女たちは躍進し続ける。
(スポーツアトム記事)
惜しいベスト4目前 全日本大学選抜相撲宇和島大会 ベスト8
4月29日、宇和島市営体育館特設土俵(愛媛県)にて行われた全日本大学選抜相撲宇和島大会。団体戦でベスト8という結果を残した。
「今年は強くなる」という宣言通り、予選敗退の昨年よりも大きく順位を上げてシーズンの幕を開けた。
団体戦予選では日大、九情大、明治相手に2勝1敗勝ち点7。5位で決勝トーナメント進出を決めた。
トーナメント初戦の相手は中大。先ぽう・寺本は立ち合いから手を伸ばし押し出しで勝利。続く二陣・青山(商 2)も押し倒しで勝負あり。この時点で2‐0。流れは同志社に来ているように見えたが東日本は強かった。中堅・大喜多(法3)、副将・松本(法2)が2二 連敗し2‐2とピンチが襲う。
ベスト4まであと一1勝一勝。応援の声が響くなか、大将戦が始まった。先に相手をとらえたのは築本主将(法4)。「勝負あり!」。勝利に沸湧き上がる同志社勢。しかし審判の手が上がった。審議
の結果同体で判定は取り直し。再戦するも力及ばず敗戦。無念の思いから、しばらく立つことができなかった。
「勝ちきれなかった」(青山) 。悔しさ残るものの「ベスト8になれていいスタートを切れた」(築本)。伊藤監督も「簡単には負けないと証明できた」と、手ごたえを感じている。
昨年を超える戦いを見せた相撲部。成長の跡を消さないためにも、土つかずを目指したい。 (スポーツアトム 柳生芽衣)
日本拳法部女子 西日本3位
西日本学生拳法選手権大会で女子団体が3位に入賞した。
今大会、同志社は本来3人制の団体戦をけが人の続出で、松岡、高橋(商3)の2人で戦う事となった。
初戦、同志社はハンデを感じさせず、快勝する。
続く第2戦、相手は関大Bチーム。松岡は、試合時間の大半を残して圧勝し、高橋につないだ。しかし、高橋は技が決まらず、無念の敗北。決勝への切符を逃してしまう。
迎えた3位決定戦。相手は大市大。「全日本で負けた相手だったので気持ちで負けないようにした」(高橋)。試合序盤から積極的な攻めを見せる。
一瞬のすきを突き、高橋が先取。そのまま時間切れとなり勝利をもぎ取る。
1勝1敗で迎えた大将戦。
松岡は機敏な動きで相手を翻(ほん)弄(ろう)し、突きで1本を先取した。その後は、せめぎ合いが続き会場 に緊迫した空気が漂う。勝負は一瞬だった。松岡が相手を投げ、駄目押しの踏蹴。王者の貫禄をみせつけ、完勝を収めた。「この人がいたら大丈夫と思われる先 輩になりたい」(松岡)。その言葉通りの試合運びだった。
「目指す先は全日本」(高橋)。課題を克服し、見据える先は頂のみ。今回の結果に満足せず、彼女たちは悲願達成に向かい突き進む。
(スポーツアトム記事)
ソフトテニス部夏見 悔しい関西インカレ2位
昨年の関西学生シングルスはベスト16、西カレではベスト8に終わり、満足のいく結果を残せなかった夏見。今大会で準優勝に輝き、躍進を遂げた。
今大会での夏見の目標は、インカレの出場権を獲得できるベスト16入り。強気のプレーで相手を撃破してい き、見事その壁を打ち破る。「それからは無心だった」。目標を達成し、重荷が下りた夏見。その後も順調に勝ち進み、準決勝で西森(スポ2)と対戦する。 「後輩には負けられない」。積極的に打ち込んでくる西森に最初のゲームを奪われるも、カットで応戦。相手の攻撃を抑え、その後は夏見のペースで試合が進 み、ゲームカウント4―1で勝利。決勝戦進出を決めた。
「気が付いたら決勝まで来ていた」。相手は高校時代のチームメイトである平久保(関学)。深い球を打つこと を意識し、勝負に臨む。しかし先に相手に攻め込まれ、2ゲームを連取される。その後相手のスマッシュを返球するなど、粘りを見せた夏見。1ゲームを奪い返 すも、反撃はそこまで。流れをつかむことができないまま、ゲームカウント1―4で敗れた。
試合後の夏見に残ったのは、自分のテニスをできずに終わったという悔しさ。「ここまできたら優勝したかっ た」。目標のインカレ出場権を獲得し、関西準優勝に輝いたが、喜びよりも悔しさの方が大きい。この悔しさは西カレ、インカレで晴らすのみ。相手を圧倒する 夏見らしいテニスで、頂点の座を狙う。
(スポーツアトム 谷咲奈惠)
3月22日早稲田大学野球部との定期戦復活
同志社大学硬式野球部と早稲田大学野球部との定期戦が37年ぶりに復活しました。
今回の定期戦復活には早稲田京都校友会・同志社大学関東校友会をはじめ多くの関係者によるご尽力ご支援によって開催することができました。
元来同志社大学と早稲田大学との繋がりは非常に深く、同志社大学の設立を目指していた新島先生に、早稲田 大学創設者大隈重信先生が大変好意的に支援されたことから始まります。また早稲田大学野球部創設者でもある安部磯雄先生は明治17年(1884)同志社英 学校卒業(在学中、新島襄先生より受礼)。同志社教授を経て明治32年(1899)より東京専門学校(早稲田大学の前身)で教鞭を執られていました。
明治38年(1905)、安部先生は早稲田大学野球部を日本最初の米国遠征に引連れるなど、日本における野球の発展に貢献し「日本野球の父」「学生野球の父」と呼ばれました。
このように両校は創設当時から親密な関係でありました。
さる3月22日(土)西東京市東伏見の早稲田大学安部グラウンドにて快晴のもと同志社柏原投手(3理工 神奈川桐光学園)と早稲田吉永投手(3 日大三校 2011夏甲子園優勝投手)の両エースの投げ合いで始まりました。
同志社は再三ランナーを出すも走塁ミスや併殺打など早稲田4投手の継投に結局得点できず、0-4の完封負けを喫してしまいました。
来年は京都にて開催予定となっております。本拠地京都で是非今回の雪辱を果たして欲しいところです。
(平成7年卒 細見和史)
6月8日 同志社WILD ROVER‘S 対立教大学RUSHer’s
6月8日、同志社大学ワイルド・ローバー 対 立教大学ラッシャーズの 第68回定期戦がアミノバイタルフィールド(調布市)にて雨の中、 行われました。 結果は前半13-6とリードするも、後半逆転され13-27で残念ながら敗戦となりました。 序盤は一進一退の攻防、第1Q終盤にRB菅谷(スポ3)のランで先制TD(6-0)。 第2Qに入りパス攻撃が奏功、WR山崎(政策4)へのパスでTD(13-0)。 その後のキックオフでの立教のビッグリターン、同志社のミスが重なり 2本のFGを献上し前半終了(13-6)。 後半に入ると立教の反撃。パントリターン、ラン、パスと大きな前進を許し、 計3TDを許し試合終了。 関東1部TOP8に所属する実力校である立教大学を相手に前半はリードして折り返し、 現役にとっては悔しいながらも貴重な経験となったと思います。 秋のリーグ戦、甲子園ボウルを経てライスボウルにて学生達が再び上京してくれる事を 願っております。みなさま、ワイルド・ローバーへの熱いご声援をよろしくお願いします。
(平成4年卒 和田隆志)
6月15日陸上競技部慶應大学定期戦 開会式
第63回(男子)第5回(女子)同志社大学対慶應義塾大学定期戦が、6月15日(日)慶応・日吉陸上競技場で行われました。部員120名が上京し、熱戦を繰り広げましたが男女とも力及ばず惜敗しました。
110mハードルに出場した桐山範大(商4)は14秒16の大会新で優勝、やり投げでは黒須貴浩(スポ健4)が最終投擲で自己ベストの67m38を投げ逆転優勝しました。11月には立教定期戦が行われますので、応援をお願いします。
(昭和57年卒 増田泰彦)
6月1日 ラグビー部3年ぶり慶應大学から勝利!
6月1日、伊那市陸上競技場(長野県)にて行 われた伊那市大学ラグビー招待試合、対慶應大戦。昨年、大学選手権ベスト4の強豪・タイガージャージの 慶應大に対し、紺グレは4年ぶりの勝利を収める。ピリッとしない内容ではあったが、関東勢の一角から得た勝利は何よりも価値のある収穫となった。
伝統の定期戦が行われたのは、この日、日本一の暑さを記録した長野県。ここ最近では一番の暑さに、会場に詰めかけた多くのラグビーファン、そして選手たちも苦しめられた。試合は決して良いとは言えないコンディションの中、開始の笛を迎える。
試合はいきなり慶應大有利で幕を開ける。同志社がノックオン、ハンドと立て続けにペナルティを犯すと、慶應 大はゴール前へと一気に進軍。同志社も一時は相 手のグラウンディングを阻止したが、ゴール前での相手スクラムにてペナルティを取られ、そのまま先制のトライを献上する(0-7)。しかし、この一発で目 が覚めた同志社。同点のトライは開始10分のことだった。怪我で出場できない垣内に代わり、スタメン出場のSO渡邉が連続攻撃の中から抜け出す。相手ディ フェンスラインを崩すと、最後は外に走り込んでいたCTB石田へとボールを渡してトライ。ミスも目立つ中、あっさりと同点に追いついてみせた。17分にも FW、BK織り交ぜた鮮やかなサインプレーから石田がインゴールへ(14-7)。これで逆転の同志社はこのあとも風上である地の利を利用し、ゲームを優位 に展開していく。27分、渡邉から外へとカットアウトするFB﨑口へとボールが渡ると、﨑口の作った相手ディフェンスのギャップへとWTB松井が走り込 む。そのまま快足を飛ばしてトライ(19-7)。そして39分にもモールでのダメ押しトライを奪い、得点を26-7と突き放した。
ここまでの試合を通じて、後半の入りが課題だとされる同志社。この試合も悪い癖が出てしまう。ペナルティで 流れに乗れない紺グレの隙を慶應大は見逃さなかった。同志社陣内10㍍付近から相手SHが一気に抜け出し、そのままインゴールまで独走。反撃の狼煙を上げ る(26-14)。同志社は前半から一 変、風下でキックを上手く使うことが出来ず、相手に流れを奪われる。22分にも途中出場のPR北川がシンビンで一時退場。1人少ない不利な状況を余儀なく される。流れを変えようと、A初出場のSO永富を起用するなど策を講じる同志社。しかし、32分、慶應大の勢いに押されて被トライ。ワントライ差にまで詰 め寄られる(26-21)。同志社はここでまたA初出場の1年生、PR山崎を投入。すると35分、その山崎が敵陣で相手パスをインターセプトし、流れを一 気に引き寄せる。慶應大もたまらずペナルティを犯すと、一気に総攻撃をかける同志社。相手ディフェンスラインを崩し、永富からパスを受けたWTB宮島がト ライを決めた(33-21)。試合終了直前に相手にもうワントライを許すも、最後は外へと蹴り出しノーサイド(33-28)。後半失速し、得点を伸ばすこ とができなかった同志社だが、何とか勝利をもぎ取った。
「もっと点差をあけないといけない試合だった」。試合終了後の山神監督の言葉は厳しいものであった。確かに 同志社にミスが多かったというのは事実 だ。慶應大が5個のペナルティに対し、同志社のペナルティは10個。しかし昨年勝てなかったチームへの勝利。昨年とは違った、またもう1つ上のステージで 戦えているということも事実だ。あくまで目標は全国制覇。この勝利を無駄にしないためにも、残り2試合、春の努力を結実させたい。
ラグビー同志社慶應定期戦は、大正元年(1912年)から開始され、戦争の中断期を挟み来年記念すべき100回目を迎えます。秩父宮ラグビー場で記念大会を計画しているとの事です。
(スポーツアトム 樋向健太郎)
あとがき
スポーツの競技会(試合)は、選手権やリーグ戦方式で多くの参加から順位を競う方式と、お互いの母校を訪問 して定例で競技を行い切磋琢磨し、友情の交歓もする定期戦方式があります。今回登場したラグビー部は、既に慶應大学と100年以上交流が続いています。ま た、アメリカンフットボール部と陸上競技も立教大学や慶應大学と50年以上交歓が続いています。また、硬式野球部が早稲田大学と交歓が再開したのはスポー ツ関係者としては非常に喜ばしいことです。定期戦方式は、校友の皆様にも身近で応援できる試合形式ですので、今後も可能な限り事前に案内いたしますので、 是非応援にお越しください。