第164回 国立天文台 & 国際基督教大学の桜並木
日 時: 2017年4月4日(火)10時
集合場所: 西武鉄道・多摩川線 多磨駅改札
天 候: 晴
参加者数: 32名
案 内 人 : リーダー 吉川 進(43工)
サポーター 佐藤(36経)、駒田(43工)、小林(43法)
歩行距離: 約5km
≪コース≫
多磨駅 ⇒ 東京外国語大学 ⇒ 武蔵野の森公園 ⇒ 近藤勇生家跡 ⇒ 龍源寺(近藤勇の墓)
⇒ 国立天文台(昼食)⇒ 国際基督教大学
2,3日前のテレビで「東京の桜が満開」との報道で、多摩地区の観桜を楽しみに32名が集まり、
ほぼ全員が初めて降りた西武鉄道多摩川線・多磨駅をスタートした。
先ず近くの東京外国語大学を正門から眺めたが、ここは2000年に北区から移転してきた
広大な構内で、63ヶ国500名の留学生を含め、約4,000名が在籍している。
武蔵野の森公園 2000年に都立公園として開設され、ところどころに桜が咲いている広大な敷地を、
快晴の下で気持ちよく散策した。
小高い高台からは、隣接する調布飛行場の全景、離発着する小型飛行機、
また遠くに見える味の素スタジアムの雄大な姿を楽しめた。
近藤勇生家跡 近藤勇は1834年に宮川家の三男として誕生。
現在生家跡は産湯に使ったという井戸を残すのみ。
15歳の時に天然理心流の近藤周助に養子となった事で、その後の数奇な運命を送る事となった。
龍源寺(近藤勇の墓) 生家の宮川家の菩提寺であることから、
板橋で処刑された遺骸が運び込まれ埋葬された。
胴から離れた首級は、京都・三条河原に晒されたのち、誰かが持ち去ったとなっている。
春のおもむきを見せる小川(野川)を渡り、ホタルが住むという大沢緑地を抜け、
長閑な田園風景の中をのんびりと国立天文台に向かう。
国立天文台 構内には開設された大正時代の建物・施設が保存されており、
歴史遺産としての価値が高い。
構内食堂で昼食を摂った後、2班に分かれて担当者の案内で、展示室、天文台歴史館を見学した。
展示室ではハワイの観測所「スバル」を初め現在の観測体制を、
歴史館では今では使われていない日本最大の反射望遠鏡を見せてもらった。
集合写真を撮った後一旦解散とし、有志で国際基督教大学へと歩を進めた。
国際基督教大学 昭和28年に創設され、初代学長には同志社第10代総長の湯浅八郎が務めた。
正面玄関から続く桜並木は、三鷹市の観光スポットにも選ばれているほど立派だが、
当日はまだ7分咲程度でちょっと残念であった。
(吉川記)