日 時 2012年1月26日(木)10時
快晴(北風強く最高気温6度)
集 合 高田馬場ビッグボックス前
参加者 33人 距離 約 7 km
案内人 木村ケイ(S29文)
《コース》
都立戸山公園は大久保地区と戸山地区合わせて面積約19万㎡ 元は尾張徳川家の下
屋敷。森のように広大な敷地に徳川時代東海道を模した大名庭園がつくられ、築山は「箱根山」と呼ばれていました。
標高44.6m 可愛らしい山ですが、東京23区で一番高い山です。
明治時代には、ここに陸軍戸山兵学校がつくられました。山を下りて坂道を下ると、花壇や梅林、せせらぎなどが整備された公園となっています。
平安後期に創建された穴八幡宮は「一陽来復」のお札で有名 金運にご利益があるそうです。
「金銀融通」のお守りともいわれ
元禄年間から始まった伝統のある特別なお守りで、冬至から節分までの毎日これを求める人で賑わいます。
「一陽来復」とは困難を克服して幸運の兆しが見えるということだそうです。
夏目漱石(1867~1916)が晩年10年間、1916年12月に亡くなるまで過した「漱石山房」。
(三四郎)「それから」「門」「こころ」「明暗」(未完)といった代表作はここで生まれました。
1976年新宿区が「区立漱石公園」を開園。公園から少し離れたところに
漱石誕生の地。明治の文豪誕生の地は石碑が残るのみ、漱石の生家は「牛丼の吉野家」に。
一抹の寂しさを感じます。