日　　時　　２０１１年１１月２８日（月）１０時　晴
集合場所　　東京メトロ丸の内線　本郷三丁目
参加人員　　２９名
案 内 人　　因幡　一男（Ｓ３７商）
歩行距離　　約　７ km

《道順》
本郷三丁目（東京メトロ丸の内線）⇒弓町本郷教会樋口一葉ゆかりの地⇒金魚坂⇒法真寺⇒東大赤門三四郎池⇒安田講堂（地下学食で昼食）⇒無縁坂旧岩崎邸⇒弁天堂⇒東京文化会館（解散）

《ご案内》
1886年に海老名弾正が初代牧師を勤めた、同志社と縁の深い弓町本郷教会で菅原牧師から教会の歴史を聞いた後、坪内逍遥居住跡のある本郷台地から一葉の居住地跡を見下ろし、生活に使用していた井戸やよく通った伊勢屋質店跡を訪ねた。
その後、文人ゆかりの菊坂を歩いて一葉の菩提寺である法真寺を参拝、赤門から東大本郷キャンパスに入り、安田講堂下の学食で昼食を摂った。

午後から設計者コンドルの銅像や三四郎池などキャンパス内の錦秋を楽しみ、東大病院の鉄門からキャンパスを 出て、鴎外の「雁」の舞台にもなった無縁坂を通って、旧岩崎邸に入った。コンドル設計の西洋館と広い庭園で暫し憩い、富豪の明治時代、敗戦直後のＧＨＱ占 領、ライカ機関に見られるアメリカＣＩＡの情報基地など時代の明暗を潜り抜けた旧岩崎邸を遊んだ。

その後は紅葉の不忍池、弁天堂を通って上野公園へ最後は子規ゆかりの野球グラウンドで「春風やボール投げたし草の原」、子規の句の石碑を読んで解散地の東京文化会館に向った。
約７キロのゆっくり散策の一日でした。　
　　　　　　　　　　　　　　　　（文責因幡）



東大安田講堂

旧岩崎邸