【東條政利監督】 地の塩 山室軍平 【特別試写会】
東條政利監督〔1991年(平成3年)文学部卒業〕の映画「地の塩 山本軍平」が完成し、
10月23日(日)に神保町の日本教育会館で特別試写会が行われ、監督や出演者の舞台挨拶がありました。
大変に素晴らしい感動的な映画になりました。
山室軍平〔1889年(明治22年)神学部入学、1894年(明治27年)中退〕は、
日本救世軍の創設発展に尽力した日本の社会福祉の先駆者です。
山室軍平は同志社の新島襄の評判を聞き、同志社に入学します。
入学するもお金のない軍平は友人の支援で学ぶことができました。
キリスト教を学び、貧しい人々のために働きたいとの志をもち、日本で創設間近な救世軍に入り、
貧困から廓に売られた少女達を救うために立ち上がりました。
また、歳末の社会鍋で寄附をつのり、貧しい人々の救済のためにその一生を捧げました。
その山本軍平の一生を同志社出身の東條監督により丁寧に感動的な映画にして頂きました。
ロケ地も大学の全面的な協力で同志社今出川キャンパスの中で行われており、
校友の皆様には大変懐かしい映画に仕上がっております。
映画の前半には有終館、礼拝堂、ハリス理化学館、クラーク館、彰栄館、新島旧邸の茶室等もでてきます。
そこに明治時代の新島先生や学生達が登場いたします。
現役の同志社学生も着物を着てエキストラで出演して、讃美歌を歌ったりしています。
特別試写会には、制服姿の救世軍の方々も多くいらっしゃいました。
我々、同志社校友も来年6月(予定)の公開時には、是非、新島襄先生の精神「地の塩、世の光たれ」を
再度、確認するために映画館に足をはこびましょう。その時は必ずハンカチ持参をお忘れなく。
文責/作村満明 〔1977年(昭和52年)法学部卒〕
写真/新田博伸 〔1977年(昭和52年)法学部卒〕
予告編 (YouTube)
【東條政利監督】 母の願い~地の塩「山室軍平」 【特別試写会】
【東條政利監督】 山室軍平の生涯を映画化 【2017年公開】
東條政利監督
山室軍平役の森岡 龍 さん
我妻三輪子さん
法学部卒の女優・小川夏果さんと東條政利監督