日 時:2014年9月3日(水) 10時 ~
集合場所:JR田町駅 改札
天 候:晴
参加人数:29名
案 内 人:大道一子(38女子大)
歩行距離:5.0 km
≪コース≫
JR田町駅 ⇒ 公園(点呼・体操)⇒ 三井倶楽部⇒ オーストラリア大使館 ⇒ 慶應義塾大学三田キャンパス(昼食)⇒ 長松寺 ⇒ 麻布善福寺 ⇒大江戸線麻布十番駅(解散)
東京タワーのお出迎え
「西郷南洲・勝海舟会見の図」の壁画に見送られ、好天の田町駅を出発、桜田通りに向かうと行く手には「歩こう会」ご一行様を歓迎するかのように東京タワーが聳えていました。三田一丁目を左折し、坂の上を目ざします。頂上付近に、網町三井倶楽部、その隣にオーストラリア大使館があります。
綱町三井倶楽部は大正2年、三井家の迎賓館としてジョサイア・コンドルにより建てられた歴史ある美しい建物です。また、隣のオーストラリア大使館の敷地は蜂須賀侯爵家の屋敷跡です。慶大東門から慶大キャンパスへ入校しました。
慶應義塾大学は、中津藩士の福沢諭吉が藩命により江戸築地鉄砲洲の中津藩中屋敷内に1858年(安政5年)開校した蘭学塾を起源に持つ大学「同志社英学校は17年後の1875年設立)です。
諭吉翁に出迎えられて
慶應義塾図書館・旧館と三田演説館は慶應義塾大学を象徴する建物のひとつで、日本国の重要文化財指定の建造物です。
頃もよし学食で昼食をご馳走になり、各自慶應義塾図書館・旧館や三田演説館を見学しました。
図書館前にて
三田演説館
諭吉翁に別れを告げ、長松寺の荻生徂徠の墓を詣でる荻生徂徠は江戸時代中期の儒学者・思想家・文献学者で、徳川吉宗に重用され、古文辞学を提唱して護園学派の祖となった人物です。
諭吉翁の墓
慶應義塾を訪ねたあとは、諭吉翁の墓参をと麻布山・善福寺へ、夫人の阿錦(おきん)さんと静かに眠っておられました。なお、戒名は大観院独立自尊居士と記されてありました。
文責 村木文明