第157回 若洲リンクスとゲートブリッジ
日 時: 2016年9月27日(火)10時
集合場所: JR京葉線/メトロ有楽町線 新木場駅改札口
天 候: 晴時々曇
参加者数: 37名
案 内 人 : リーダー 駒田 隆之(43工)
サポーター 小林(43法)、成瀬(43商)、吉川(43工)
歩行距離: 約4.5km
≪コース≫
新木場駅⇒(バス)⇒若洲キャンプ場前 ⇒ ゲートブリッジ下(集合写真)
⇒ ゲートブリッジ橋上 ⇒ 若洲公園(昼食) ⇒(バス)⇒ 新木場駅
⇒ 世界の銘木展示場(梶本銘木店) ⇒ 第五福竜丸展示館 ⇒ 新木場駅(解散)
秋のお彼岸も過ぎ、ようやく秋風が吹く日が続いておりましたが、生憎当日は夏に逆戻りをした様な
30℃を超える天気となり、2016年度第1回例会として参加していただきました多くの皆様には
かなり厳しい条件となってしまいました。
そんな中、集合場所の新木場駅では慶応大学・杉並三田会の歩こう会(30名参加)と
隣り合わせとなり、また途中の若洲キャンプ場前のバス停で再会するというハプニングに恵まれ、
何となく仲間意識が芽生えたものです。
新木場駅からは、都心に近いため人気の高い若洲ゴルフリンクスの横を通るバスで、
ゲートブリッジ下まで移動し、威容を誇る橋をバックに集合写真を撮った後、
エレベータで橋上まで移動しました。
東京ゲートブリッジは、江東区若洲と大田区城南島を結ぶ臨海道路の一部として、
2012年に完成した約2600mの橋で、その形状から「恐竜橋」とも呼ばれています。
橋には広い歩道が整備されており、ほぼ中心部(海面からの高さ61m)まで歩き引き返しました。
橋からは東京湾を挟んで豊洲・台場地区の景色が眺められましたが、
反対側に見えるはずのディズニーランドや千葉のコンビナート地区の景色は、
残念ながらモヤの為に楽しめませんでした。
橋から下りた後若洲公園で昼食を摂り、バスで新木場まで戻りました。
駅近くの世界の銘木展示場(梶本銘木店)で、普段は見られない様な銘木の数々を
見せてもらいましたが、いずれも金額を見聞きしてため息が出るばかりで、残念ながら
どなたもお買い上げは有りませんでした。名木と銘木の違いは、立派な樹木を名木と言い、
その中で金になるのを銘木と言う、との明快な説明に納得しました。
暑さの為に新木場駅で抜けた方を除き、次の見学地である夢の島地区へ向かいました。
夢の島は都内のゴミを処分するために埋め立てられた人工島で、
当初はゴミから発生するメタンのために火災や爆発事故を起こしたが、
今では公園、植物園、陸上競技場等が整備され、都心近くの人気スポットとなっています。
第五福竜丸展示館は、昭和29年にビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験の被害を受けた
木造漁船を展示してあり、広島・長崎とは異なった声で核廃絶を訴え掛けています。
係員の非常に的確な説明で、当時の状況や第五福竜丸の数奇な運命を教えてもらい、
最近の北朝鮮の動きと相まって核の恐ろしさを再認識したものです。
この後予定していた熱帯植物園は、時間と体力を勘案して見送りとし、
戻った新木場駅で解散としました。
(吉川記)