【観劇記】「鶴八鶴次郎」【壤 晴彦さん構成・演出】
1972年(昭和47年)経済学部卒業の壤 晴彦さんが代表をつとめる
演劇倶楽部『座』の第37回本公演を8月6日(土)に観に行ってきました。
公演は新内節芸人の相方同士の恋の話「鶴八鶴太郎」(川口松太郎作)。
新内節は日本の三味線音楽の中でもとりわけ粋で、それに哀調ある語り口がのってきます。
まったく知らない日本の古き良き時代の人情話で日本人なら泣ける話でした。
劇団のテーマは「和」の舞台であり、これは外国へ行った時に「日本は凄い国なのに何故、
日本のものをやらないのか?」と外国人に言われ和の舞台をちゃんとやっていこうと志を決めたそうです。
誰もが知る近代文学の芥川龍之介、幸田露伴、森鴎外などの作品を舞台化しています。
「和」の舞台を見るなら「和」の装いでと案内があり、和服(浴衣も可)で来場された方は
終演後にひとりづつ舞台に上げて頂き出演者との記念撮影があり、
さらに帰りには和装小物入れをプレゼントして頂きました。
本当に日本らしい芝居をしている壤 晴彦さんの舞台をご存知ない方が多いと思いますが、
「一生懸命につとめますから、是非皆様に観て頂きたい」との伝言を頂きました。
文責/作村満明 〔1977年(昭和52年)法学部卒〕
写真/新田博伸 〔1977年(昭和52年)法学部卒〕
壤 晴彦さん(写真左)、大沢 健さん(写真右)
語りは、秦和子さん
楽屋にて、壤 晴彦さん
開場前の舞台
終演後の出演者と演奏者によるアフタートークショー
写真右から、壤 晴彦さん、鶴賀伊勢吉さん、相澤まどかさん、大沢 健さん
和装来場者は、終演後に舞台で出演者と一緒に記念撮影
写真右から、壤 晴彦さん、相澤まどかさん、作村満明東京校友会常任幹事、大沢 健さん、宮川 浩さん
和装来場者には、和装小物のプレゼント