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第153回 御殿山 〈桜の名所 目黒川から御殿山を歩く〉

 

日  時:2016年4月5日(火)10時

集合場所:JR山手線 五反田駅

天  候:曇り

参加者数:30名

案 内 人 :リーダー  郷農恭子(38文)

               サポーター 宇野多恵子(53商)、佐藤博(36経)、大道一子(38女大)

歩行距離:6.5 km

 

≪コース≫

JR五反田駅西口 ⇒ 御成橋公園 ⇒ 開東閣 ⇒ 御殿山庭園 ⇒ 小関公園  

⇒ 大崎ニューシティ(昼食)⇒ 清泉女子大学 ⇒ 袖が崎神社 ⇒ 浅草線高輪台駅

⇒ 白金児童遊園(解散) ⇒ オプション:畠山記念館

 

 

集合時間の少し前までは小雨が残っていたものの、集合時間には雨は上がり、

曇空ながら、花散らしの風もなく、まあまあのお花見日和となりました。

参加メンバー30名と共に五反田駅西口から歩き始め橋を渡ると、

目黒川に沿って咲く桜が見えてきます。

 

幸いにも近年は、桜の開花が早まって盛りが過ぎたり、散り始めていたりで、

満開の桜に出会えたことは大変幸運でした。

その桜の下を目黒川に沿って歩きます。 

東急池上線の下の道を通りすぎると、良く整備された児童公園、

水辺ふれあい広場、マンション群などが在ります。                                              

 

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間もなく、紅い欄干の「御成り橋」が見えてきて、その傍にある御成り橋公園にて

外村会長の挨拶、点呼の後、世話人小林さん(S43工)の指導の元、軽く準備体操をしました。

御成り橋は江戸時代 将軍鷹狩の際には、居木橋村の名主が此処まで出迎えた事から

「御成り橋」の名が付いた。

 

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其の後、目黒川に架かる御成り橋と桜をバックにして集合写真を撮影。

何時も、写真撮影は世話人村木様(S34経)です。

 

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次は八つ山の坂から御殿山方面へ行きます。

緩やかな坂道を上り、新築の御殿山小学校の前を通り過ぎて行きます。

その界隈は嘗て「ソニー村」と呼ばれ、多くのソニーのビルが在ったそうです。

 

「JR大崎駅」周辺も再開発されて近代的オフィスビルやマンションなどが建って

美しい街並みに生まれ変りました。

通称八つ山の坂に出ると、そこには「ソニーテクノロジーセンター」が現在もあります。

 

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八つ山の坂には、太田道灌の住まいが在ったと思われる道灌通りや、御成り通りがある。         

その名の由来とされる通称御殿山と呼ばれる地がある。そこには徳川家光が東海寺参詣や

鷹狩の為に建てた品川御殿が有ったとのことです。「御成り橋」の名もその名残です。                               

 

八つ山の坂の道路の向い側には鬱蒼と木々が繁った「開東閣」がある。

その中の様子は覗えませんが、其処には鹿鳴館を設計したと言われている

ジョサイア・コンドルによる「旧岩崎別邸」が現存するとの事です。

 

次は桜の名所、御殿山庭園です。

そこへは、すり鉢状になった山路を下って行きます。

上のジョギングコースから眺めると、庭園内は満開の桜や大木が折り重なって繁り、

まるで奥山のような風情である。 写真撮影中の人々の姿もあった。

此処では足に自信のある人と、無い人と二手に別れて歩き、原美術館の裏門の付近で合流した。                                              

 

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「原美術館」には都合上、立ち寄ることは出来なかったが、そこは同志社との縁の深い           

実業家原六郎氏の養子原那造氏の邸宅であった。

原六郎氏は留学中には新島襄とも出会っていたそうである。

 

桜の名所と言われた、殿山通りを歩いてミヤンマー大使館、

翡翠原石博物館の前を通り過ぎると御殿山の坂がある。

その坂を下れば、山手通りに架かる「居木橋」(いるきばし)です。

居木橋は江戸時代、旅人は此処まで来ると「もう直ぐ品川だ」と元気付けられたそうです。 

橋を眺めて、昔の事等を話ながら、後から来る人達を待ちました。

              

再び、目黒川に沿いを桜の下を歩きます。対岸の桜も美しく満開でした。

「小関公園」にて休憩後、森永橋を渡りゲートシティを過ぎると、

間もなく昼食休憩の大崎ニューシティがあります。

このビルは、JR大崎駅に直結しており、食べ物屋さんも多くあり、大型スーパーも在ります。

12時前に到着。一時間余りのランチタイムの後再集合。                

御成り橋を渡り、島津山方面へ向います。

 

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途中、品川区立総合体育館に立ち寄り見学、地下には剣道場、柔道場、

広いアリーナには見物席も有った。

卓球台、36面設置可能とか。何人かはお手洗いも拝借しました。               

 

此処を出て真っ直ぐ坂を上ると「清泉女子大学」が在ります。

江戸時代は伊達家の下屋敷でしたが、明治に入ると旧薩摩藩主の

島津侯爵の屋敷になり一帯は島津山と呼ばれた。                                     

一緒に歩いた会員の内お二方のお嬢様が、この女子大学の卒業生だそうです。              

 

桜田通りを行くと、京都の伏見稲荷から分祀されたと言う古い造りの「袖が崎神社」があった。

少し進んで都営浅草線高輪台駅を通り過ぎ、「桜田通り」国道1号線を渡って

白金児童遊園に着きました。

 

此処で、5月コース担当の長久保様(S35商)により説明が有り、

その後、外村会長の挨拶の後、解散しました。

人通りの少ない道を行き、一箇所の急坂を除いては楽なコースとは言え、

4月の歩こう会を無事に終えた事に感謝です。

 

追記、解散後はオプションの畠山記念館まで13名の方を案内して               

「尾形光琳没後300年記念」光琳との後継者たち、を観賞後、自然解散しました。

茶室で薄茶とお菓子を楽しまれた方も有ったようです。 

 

(郷農 恭子 記)

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