同志社創立140周年記念 ~ゆかりの地に集う~
同志社フェア in 熊本 交流レセプション
1月29日(金)18時半より、ホテル日航熊本において「同志社フェアin熊本 交流レセプション」が
行われました。
司会 同窓会 佐賀県支部 嘉村美津子 副支部長
開会挨拶 村田晃嗣 学長
村田学長からの開会の挨拶に続き、中村友一校友会副会長からも挨拶がありました。
「1876年1月30日、花岡山の山頂にて熊本洋学校の生徒35名が新しい日本のために
立ち上がることの誓いを立てました。
当時の封建的でヤソ教に反発する熊本から、まさに石もて打たれるが如くに、
身につけていた着物と英語の聖書だけを持って京都同志社へ転校したのです。
熊本洋学校のジェーンズ教師は厳しくすべて英語で授業したといわれています。
徳富蘇峰や海老名弾正などの優秀な学力と活力と影響力がそのままわが同志社に輸血されたのです。
まさに、創設間もない同志社にはエポイックメイキングな出来事でした。
このように同志社とゆかりある熊本の地で地元の方々との集いが実りある豊かな結果に
つながることを願っております」
挨拶 校友会 中村友一 副会長
引き続き、高田進 熊本市副市長から「全国からようこそ熊本へお越し下さいました。
熊本から同志社に転校した自由、自主、独立の気風の熊本バンドの中から、4名の総長がでております。
同志社にゆかりあるこの熊本の歴史や文化を満喫して下さい」とご来賓祝辞がありました。
来賓祝辞 熊本市 高田 進 副市長
木下校友会熊本県支部長より、ご来賓の方々の紹介があり、地元から海老名弾正や徳富蘇峰につながる
家系の方々も紹介されました。
また、同じ関西で大学時代を過ごした、立命館大学、関西学院大学、関西大学の校友会の役員の方々も
来賓として紹介がありました。
来賓紹介 校友会 熊本県支部 木下智夫 支部長 (右)
乾杯のご発声は、安中から来られました新島学園の湯浅理事長でした。
「京都-熊本-安中と交わりを大切に、今、つながりを作ることが大切であり、
それが新島襄がめざした創立150年、160年、そして200年につながる。」と 挨拶の後、乾杯となりました。
乾杯 新島学園 湯浅康毅 理事長
揚げたてからし蓮根
熊本ラーメン
東京校友会からの参加者
大抽選会では九州地区の9人の支部長が登壇されて、くじを引いて各自の名札に着いた番号と
一致すれば当たりです。
景品は新島襄がボストンに渡った時の船、ワイルド・ローヴァー号の船の模型などでした。
大抽選会
レセプション会場でも、2月にはマレーシアに演奏旅行に出る同志社グリークラブの歌声が響き渡りました。
最初の曲目、カレッジソングの後、同志社にゆかりある曲がメロディで3曲続きました。
同志社グリークラブ
我ら我ら土に生きんと歌い上げる「同志社大学歌」、
次に、高らかに叫べ誇りの歴史 いざ起て友よ勝利は待てり 白熱の意気 敵なしと鼓舞する「若草萌えて」、
3曲目は新島襄作詞、自ら知る百花のさきがけと歌う「庭上の一寒梅」でした。
続いて本格的な日本の合唱曲「梅雨の晴れ間」、民謡曲から宮城県の「斎太郎節」、
今回のために特別に練習した熊本県民謡「おてもやん」で会場を盛り上げて頂きました。
同志社メロディや熊本県民謡など卒業生や地元の方々には嬉しい曲目を
男性合唱で迫力いっぱいに歌い上げて頂きました。
そして、最後にもう一度、会場の全員でカレッジソングを合唱して、同志社チアーで締めくくりました。
主催者を代表して同志社大学岩田広報部長から「お楽しみ頂けましたでしょうか。
ゆかりあるこの熊本の地で皆様と集い、同じ料理を食べ、親交を深めました。
次の2025年の同志社150周年に向け揺るぎない志で校友との絆と連携を深めてまいりましょう」
と閉会の挨拶がありました。
岩田 喬 広報部長
文責/作村満明 (昭和52年法学部卒) 写真/新田博伸 (昭和52年法学部卒)