同志社校友会 第三回 大懇親会
日時 : 平成27年(2015年)11月7日(土) 14:30~19:00
会場 : 講演会 国立京都国際会館 アネックスホール
懇親会 グランドプリンスホテル京都 プリンスホール
国立京都国際会館
懇親会は、まず、同志社校友会 井上礼之会長の開会宣言からスタートしました。会長になり5年目、大学と連携して校友会の活性化と一体化のために、副会長、理事の皆様と努力してきました。これからも2025年の同志社創立150周年に向け、伝統を未来に伝えるために大学を支援して行きます、と力強い開会の宣言がありました。
次に、大谷総長より、The third Grand reunionにようこそおいで下さいました。皆様には、いつも多大なるご支援を賜りましてありがとうございます。お陰様で、同志社も順調に発展してきました。特にここ3~4年、皆様のご支援により、だんだんとより一層、心強くなってきました。同志社建学の精神である自由主義、キリスト教主義、国際主義を通じた良心教育を掲げ、更に飛躍していきたいと思います。明日は大学で、私ども主催のホームカミングデーをとり行います。是非皆さま、ご参加されまして、昔を懐かしみどうぞ楽しい時間をお過ごし下さい。と挨拶がありました。
記念講演は同志社大学文学部1974年卒業の、能楽の金剛流宗家、金剛永謹(ひさのり)様でした。講演会の冒頭にご子息の金剛龍謹(たつのり)様による謡「春日竜神」が、前川光範(みつのり)様の太鼓とともに披露されました。舞台には豪華な装束3着が飾られ参加者を一気に幽玄な能の世界へ誘っていただきました。
講演は、宗家の御家族がほとんど同志社の卒業生であることから、能の歴史、能の4つの流派の解説、日本文化として役割、能面の意味、面(おもて)と装束の歴史、能の表現について、初心者でもわかるように教えて頂きました。特に、秀吉愛用の小面(こおもて)「雪」、「月」、「花」のうち、「雪の小面」を持参されご披露して頂けたことには感動いたしました。能の奥深い話を教えていただき、日本文化に誇りを持ったひとときでした。
秀吉愛用の小面(こおもて) 「雪の小面」
司会はMBS(毎日放送)の西村麻子アナウンサー
大懇親会は水谷理事長のご祈祷から始まりました。新訳聖書の第4章から、「主において常に喜びなさい。重ねて言います。どんな時にも思い患うことをやめなさい。あなたの広いこころがすべての人に知られるようにしなさい。」の言葉を頂きました。校友の皆様の応援と支えにより、同志社が2025年の創立150年に向けてより一層発展していくように、そのために、今日は旧交を温め新たな発展をもたらすようにしましょうとお話がありました。
続いて、村田学長からは、「校友会主催の第3回Grand reunionがかくも盛大に行われますことにお祝い申しあげます。今、大学では、2025年の150周年に向けて同志社大学ビジョン2025をまとめあげ、アクションプログラムを作っています。同志社がさらに大きく発展していくためにも、教職員だけではなく、学生、校友会の皆様を含めたオール同志社で今後とも前に進んでいこうと思います。」とご挨拶がありました。
同志社女子大学 加賀裕郎学長のご発声により乾杯!
「同志社創立140周年の3週間前に、第3回の大懇親会がかくも盛大に行われることにお喜び申しあげます。これから大学は冬の時代を迎えますが、こうして、大学に勤める者と卒業生が力を合わせて荒波を乗り越えて、新島先生がおっしゃった200年に向かって努力していこうと思います。結束の強い大学に慶応がありますが、慶応は学生を塾生、卒業生を塾員、教職員を社中と呼んで、慶応全体が一つのカンパニーのように結束しているそうです。社中と言うなら、同志社の方がふさわしいと思いますが、同志社は志を同じにする者の結社、アソシエーションと言うのがふさわしいと思います。同志社200年に向けて、卒業生の皆様のご協力をあおぎながら進んでいこうと思います。同志社大学の益々の発展と 校友会の結束とここに集える皆様のご健康と発展を祈って乾杯させていただきます。 カンパーイ!」
司会の西村アナは平成12年(2000年)商学部卒業
応援団の演舞
閉会の辞 豊原洋治同志社校友会副会長
最後は全員でカレッジソング
文責/作村満明(昭和52年法) 写真/新田博伸(昭和52年法)