特別番組「新島襄 その心」
10月24日(土) 夜8時~10時 BS11 全国無料放送
同志社の創立者、新島襄。
幕末の1864年、激動する日本の将来を憂い、国禁を犯して脱国し、
約10年にわたってアメリカ、ヨーロッパで学び、キリスト教の洗礼を受けて帰国する。
そして、国内外の多くの人々から支援を得た新島襄は
1875年11月29日、京都の地に同志社大学の前身となる同志社英学校を設立する。
それから140年。新島襄の志に共感し、一国の良心たらんと決意した者が同志社に集い、学び、
そして同志社人としての自覚と誇りを胸に社会へと出て行く。
新島襄は何を志したのか。今や30万人を超える卒業生は、
どのようにして新島襄の志を実現しようとしているのか。
その足跡を追うことは、広く「官学」に対する「私学」の、
存在意義や使命を問うことにつながるに違いない。
今こそ新島襄が生きた時代を振り返り、なぜ新島襄は私学の創立を目指したのか、
そして私学はどのような人材を輩出してきたのかを追い、
大学教育のあり方と、その中で私学が担う大きな役割を明らかにしたいと思う。