昭和52年文学部卒業、ESSの田村(向坂)育久子さんが、7月24日（金） 東中野の「Drum」にて、「たんぽぽ First Live」を行いました。当日は東京校友会の常任幹事の方々をはじめ東京52会同窓生やESS、ジャズ仲間が大勢集まり満席となりました。

　6年間勉強してきたジャズでしたが、今年1月に同窓生からの「Liveやってみれば」の一言に背中を押され、6ヵ月間準備してきたそうです。

　バックバンドは長女のピアニスト茉莉さん率いるトリオ、構成はピアノとギターとパーカッション。受付は次女でバイオリニストの莉紗さんでした。大好きな歌をアンコール含め11曲歌い尽くしました。

　コンサートでは、最初に覚えた「Fly me to the Moon」や、ご本人の大好きなブルース「Summertime」、また早口言葉の入った「Orange Colored Sky」や、スイングする「Too Darn Hot」が、軽妙なお喋りとともに次々に歌われました。

　後半には日本語で「Everything」、最後は「Smile」で締め括り、アンコール曲はアートブレーキーの娘さんが日本で作ったという「インゲン豆ブルース」で、観客と「インゲンマメ！」の掛け合いを楽しんで大いに盛り上がり大歓声の中で終了しました。

　還暦の歳に長年の夢を実現した、たんぽぽこと田村育久子さんが頑張る姿は、我々にも夢と勇気を与えてくれます。今後の益々のご活躍が期待されます。

（文責／作村満明、写真／新田博伸、下村尚司）