日 時:2015年5月19日(火)10時
集合場所:東京メトロ銀座線虎ノ門駅 金刀毘羅宮
天 候:曇り
参加者数:30
案 内 人:リーダー長久保文雄(35商)、郷農恭子(38文)、大道一子(38女大)、稗田賢二(34商) 歩行距離:6.5 km
≪コース≫
金刀比羅宮(点呼・体操)⇒虎ノ門ヒルズ ⇒ 愛宕神社 ⇒ 烏森神社⇒汐留地区(プロムナードデッキ散策≪昼食≫) ⇒イタリア街 ⇒ 増上寺(解散)
家を出る時の小雨も集合場所の金刀比羅宮につくと薄曇りとなり、よいハイキング日和。
江戸初期に讃岐国より分霊された立派な神社の境内でストレッチ体操そして会長の挨拶をいただき出発。
今回のコースの午前中は江戸開府以来綿々と人の生活を支え続けた虎ノ門、新橋地区を新虎通り開通をとおしてながめる。午後は都心にありながら長い間鉄道貨物駅跡であった汐留再開発を訪ねるもの。
環状2号線新虎通りが昨年開通、この地域の核が虎ノ門ヒルズ。都内2番目に高い52階、立体道路制度を利用して地下道路とその上の建物を国内で初めて一体的に整備したもの。広々とした明るいレストラン街を楽しみ屋上庭園を散歩、記念写真。
次に東京23区で一番高い山頂(26m)にある愛宕神社(家康江戸開府の際に創建された)に向かう。この地は大正14年ラジオ放送開始されたNHKの原点でもある。現在放送博物館は改修が進められている。
次は新虎通りを新橋方面に散策しながら烏森神社に向かう。ゆったりとした歩道が売りで片側が13mと云えば表参道の歩道が8m程度であることを考えると将来の経済的展開が楽しみ。(シャンゼリゼ通りになれるか!!)やがて赤レンガ通りに至り烏森神社へ。秀郷が平将門を討取ったお礼に建立したと伝えられている神社付近は烏森花街がつくられ大正時代に入ると銀座の延長としてカフェ、料理店、飲屋で賑わい、今日もなつかしい雰囲気を漂わせている。
新橋駅を横切り再開発された汐留地区に入る。11街区からなる高層ビル群を地下広場から見上げる景色は感動的ですらあり数十棟のビルはスカイデッキで結ばれ雇用人口は4万人に達すると云われている。エスカレータを乗り継ぎ展望の良いスカイデッキへ。ここで昼食休憩1時間余り。
後半は汐留を散策しながら11街区の残りイタリア街区へ。イタリア街区は経団連とイタリア経済界の交流に合わせそれぞれの企業がイタリア風建築を10棟程度建てたもの。広場や道路は石畳で落着いた雰囲気の隠れスポット。次に再びスカイデッキに戻り接続するイタリア庭園を散歩。
花と大理石の彫刻を楽しみながら広大な庭園をゆっくり歩き浜松町へ。
予定を変更して増上寺へ直行。
本年は家康没後400年に当たる記念すべき年。徳川将軍15代の内6人が葬られており広大な境内で半日かけてゆっくり過ごすのもおすすめ。
今度の散歩コースはたった1本の道(環状2号線新虎通り)開通によりクローズアップされた地区。東京オリンピック開催の基幹道路が新虎通り開通により江東区有明まで間もなく開通する。
神社を訪ねて感じたこと。
年配の人はもとより若い活動的な男女が丁寧に拝礼される姿が目立ち今でもこうした人達との自然なつながりの中で神社が身近に存在するさまを拝見させてもらった。