於いて 新宿野村ビル
平成23年10月21日 当番幹事 智昭
第72回すみれ亭句会は、15名参加(欠席者4名)、例会場「すみれ亭」で開かれました。何時もながらの和気あいあいとした雰囲気の中、賑やかな句会となりました。
冒頭、弓人さんより38会発足10周年記念号「三つ葉」への投稿要項の説明の後、選句から始まりました。
この選句の間の姦しい事。
当番幹事の智昭から選句結果の披講、主宰のユーモアと辛口の混じったコメントで、会は一段と盛り上がりました。
当番幹事は披講と司会進行に忙しく、喉を潤す間も有りません。
3時間の句会もあっと言う間に終わる程の充実した句会となりました。
今回は第70回特別賞が設けられ、受賞者に倦鳥主宰より記念品が贈呈されました。
句会終了後、「すみれ亭」の入り口での「三つ葉」記念号掲載用の写真は、すみれ亭の看板をバックに、10年前発足時の会員5名(倦鳥主宰、弓人、冬草、山根、智昭)の写真と参加者全員のものでした。
選句結果(人気投票)何れも各6票獲得
平凡はありがたきかな老いの秋 晶子
焼けすぎは愛の妙薬秋刀魚喰ふ 倦鳥
新蕎麦と酒一合の贅所望 まさ
雑詠の部
倦鳥主宰選
※
特選
旅先に妻よりメール「名月よ」 智昭
南無大師遍照金剛萩浄土 しろう
陽は昏れぬされど秋暑の弔辞書く 豊嗣
※
第70回 特別賞
平凡はありがたきかな老いの秋 晶子
掃苔や「来たよ」と母に声かけて しろう
鳥兜の部(兼題 唐辛子・鷹の爪)
当番幹事 智昭選
仕送りの尽きて素うどん唐辛子 藤則
鷹の爪日本列島のごと曲がり 倦鳥
菜を漬くる母の手もとの唐辛子 雅子
唐辛子ぴりりときかせて余生にも 満紀子
倦鳥主宰選
舌鋒に厳しく刺さる鷹の爪 業平
今月の主宰の一句
焼けすぎは愛の妙薬秋刀魚喰ふ 倦鳥
すみれ亭句会72 会報(PDF)
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72.pdf
(文責 智昭)
「次回お知らせ」
11月18日(金) すみれ亭 17:30~
鳥兜兼題=七五三、千歳飴
当番幹事=雅子さん
投句締切=11月11日(金) 幹事:弓人