同志社東京校友会

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年次会活動

東京38会

7月1日に定例の7月句会が開かれました。
出席者15名(欠席5名)で、それぞれの句の合評を楽しみました。
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特に「バケツ稲」に対する主宰の解説に、伝統をふまえた新しい表現を創り出すことの大切さを学びました。
他に「仏間」、「匙の音」、「大蛸」、「行水」などについての意見が飛び交い、大いに盛り上がりました。
「鳥兜の部」における季語についても話し合われ、今後は季語を入れる、ということが確認されました。
兼題の「向日葵」には情熱、元気、映画、絵画など多くの視点から詠まれました。
句会の前のα会では、三木蒼生の俳句について主宰から紹介、解説がありました。

〈特選句〉
バケツ苗あきず眺めて実り待つ  冬草
色づいてここにいるよと残り梅  らうら
ひまわりはあの日の映画の一場面 冬草

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〈今月の主宰の一句〉
けふ夏至や昼のカレーの匙の音  倦鳥 

次回お知らせ
10周年記念句会が9月2日(月)に小石川後楽園で開催されます。
次の定例句会は10月7日(月)です。

7月当番幹事  久保木らうら


すみれ亭句会92 会報(PDF)
月刊 すみれ亭 92 (25.7.1.).pdf
92.pdf

[α会便り]

①アルファー会ではすみれ亭句会設立10周年記念句会の内容の紹介が丸山黄雀氏からおこなわれました。
9月2日(月)12:30~ 小石川後楽園(涵徳亭)
句会員以外の有志をゲストに迎え選句にも参加していただくほか、句集「今出川二集」の発刊披露などを行います。
特筆すべきは「記念講演」として俳人三木蒼生氏をお招きしご講演いただきます。演題は「俳句百景」です。

②倦鳥主宰が、三木蒼生氏のご経歴や同人誌「向日葵」で感銘を受けた句の紹介および句集「風櫛」から抜粋し た100句の解説をされた。また、氏が所属しておられる「滑稽俳句協会」での氏の滑稽俳句50句の作品を紹介された。これらの事前講義が当日の氏のご講演 をさらに親しみ易くするものと期待できます。

③8月のアルファー会と句会は夏休みで休会とします。

        α会幹事 塗田業平

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