「40会」会員、鈴木良之さんのお世話で、彼の友人がボランティアガイドをしている「神田川船の会」に参加してきました。
神田川と日本橋川の浄化を願って川を水辺から見直し、江戸文化を再発見することを目的とし、
昭和54年から活動しています。
今回で第62回を迎える人気あるユニークな企画です。
では、川面から眺める江戸・東京の歴史への誘いです。
出発は両国国技館前、東京水辺ライン発着場です。
鈴木良之さん(右端)他2名
(小型船・つり船を利用します。)
隅田川支流の小名木川、扇橋閨門の体験です。
(昭和52年完成)
パナマ運河式と同じ運河です。
地盤沈下で低水位のため水量調整により隅田川から小名木川経由で荒川に運航可能となりました。
隅田川に戻り清洲橋を通過します。(昭和3年架橋)
日本橋川に入ります。 豊海橋(元禄11年架橋)
日本橋川に入ってから水深が浅くなり、船底が川底に接触する為、蛇行しながらゆっくり進みます。
日本橋(慶長8年架橋)
川面から見る橋は反りがなく、まな板の格好に見えます。俎板橋(昭和4年架橋)
お馴染みの聖橋。
右手の湯島聖堂と左手奥のニコライ堂、二つの聖を結ぶ橋として聖橋と命名。
一般公募で決められたものです。(昭和2年架橋)
JRの橋。右手が秋葉原駅です。(大正7年架橋)
両国駅に戻ってきました。
橋数は118、最深部は5mあります。
ほんの一部の紹介です。
ふだん私たちが暮らし、勤め、学び、遊ぶ東京とは一味違う景観に出会える2時間半の「歴史アドベンチャークルーズ」でした。
毎年、春・秋2回開催しています。
世話役 「東京40会」会員 鈴木 良之
(取材小川・5/21)