男性10名、女性3名、大雨も懸念された9月5日、40会会員で写真家、中川 淳さんが出展されている日本山岳写真協会展を鑑賞する為、上野の東京都美術館2階に集合しました。
会場に一歩踏み入れるや、今夏の猛暑を一瞬にして忘れ去るような清々しい冷気漂う山の世界に誘われました。
山の写真は厳しい気象条件のなか、重いカメラの入ったリュックサックを背負いながら一歩一歩登って山に挑み克服して、初めて1枚の写真になるのでしょう。
凍てつく冬山、青空に屹立する岩峰、そこに吹く風、雲、燃えるような日の出、日の入り等を孤高の境地の中、厳しくも美しい自然の山風景が写し出されるのだと思います。
時には、春の雪解け水の呟きや小鳥の声を耳にし、また夏には美しい花や山野草に癒され、秋には赤や黄色のナナカマドやもみじの彩りに魅せられて撮られた美しい写真には、気持ちをホッとさせられます。
一枚の写真も絵と同様作者の人間性が現れているような気がいたします。私は中川さんの写真にはいつもゆったりとした優しい自然、力強い大地を感じています。
さて、いつも通りの帰りの交流会、上野のキリンシティーで寛いで中川さんご推薦の泡がグラスより2cm位盛り上がった生ビールとおつまみのソーセージやムール貝など….
本当に美味しい料理でした。
中川さん、幹事の皆様の心より感謝申し上げます。ともあれ、何時までも若々しい40会メンバー達です。
[文責] 平岡 燁
[写真提供] 鈴木 良之・近藤 章
[あとがき]
夏が過ぎ 風あざみ ♪♪
8月20日から9月5日まで途中に暑気払いを挟んだ毎週のアートフェスティバル、懸念をよそに、予想を遥かにうわまわる延べ61名の会員が若々しい姿を見せました。
テーマ性のある、参加型の催しに関心が高いのは、春の会津旅行会でも学びました。
10月の総会は、会員の会員による10年の振り返りをテーマに、より交流を深めていただけるような企画を準備しています。
私の心は夏模様 ♪♪ (T・O)