(*前回のコースを5回と記載しましたが4回の誤りです。訂正してお詫びします)
秩父札所観音巡りもいよいよ終盤を迎えあと1回を残すのみとなりました。顧みれば4月から始まり、あるときはのんびりと、またあるときは厳しい歩行距離を乗り越えてきました。今回は、これまでとは少し異なり、江戸古道を辿るコースです。秩父巡礼は江戸時代元禄年間に盛んに行われ、多くの道しるべ石が建てられました。しかし現在では、この古道を歩く人はほとんどなく、とくに若者や家族ずれの多くが訪れる音楽寺から札所24番の法泉寺までの古道は、野面を横切り、谷を渡る文字通りの江戸巡礼道で、荒れ放題の険しいものでした。最後の巡礼地、法泉寺を訪れたのは、閉門間際の夕刻5時少し前でした。
また、秩父鉄道の影森駅までは電車の時刻に間に合うようにと早足での足取りで駅に着いたときは疲れ切った状態でした。西武秩父駅近くの居酒屋で美味い酒と肴で疲れを癒し、帰路に着きました。
日 時:2014年10月19日(日)
集合場所:西武鉄道「秩父」駅 11時集合
参 加 者:10名
コ ー ス:大野原駅⇒龍石寺⇒岩之上堂⇒観音堂⇒童子堂⇒音楽堂⇒法泉寺⇒影森駅
天 候:快晴
写真1<最初に訪れた龍石寺>
写真2<龍石寺を背景に>
写真3<荒川の架かる秩父橋>
写真4<まずは腹ごしらえ>
写真5<岩之上堂>
写真6<観音堂>
写真7<めずらしい茅葺屋根の童子堂山門>
写真8<秋晴れに映える武甲山>
写真9<道端に咲く可憐な花>
写真10<音楽堂>
写真11<銀杏並木横の芝生で一休み>
写真12<江戸古道を歩く>
写真13<江戸古道の谷間>
写真14<最後の巡礼地 法泉寺>
<あとがき>
秩父市内で、熊対策が話題になるとは思いませんでした。思えば、案内人S氏は密かに呼び鈴のようなものを携えていた?
これも江戸・明治古道に拘った故の思い出ではないでしょうか。11月コースが最終回です。徒歩巡礼を最後まで貫くことはS氏の言葉を借りれば希少価値。体調に留意し最終ゴールを目指しましょう。
世話人:小川 彪