【ラグビー部通信】 大阪体育大学を一蹴 【同志社ラグビー祭】
5月5日、京都宝ヶ池球技場で「同志社ラグビー祭」が催され、大阪体育大学と1回生同士の対戦、
Aチーム同士の対戦が行われ、いずれも同志社が大差で勝利を収めました。
●1回生同士の対戦
FW戦を制した同志社が試合を優位に進め、前半40対14、後半31対5、合計71対19というスコアで大体大を降しました。
スクラムでは難しいポジションとされる右プロップの李選手(大阪朝鮮高)が179cm、123kgという恵まれた体格を生かし、
安定したスクラムに貢献しました。
ラインアウトでは左ロックの馬渡選手(仰星高、178cm、95kg)、右ロックの文山選手(同志社香里高、181cm、95kg)、
NO.8土蔵選手(同志社高、181cm、93kg)の活躍が目立ち、要所要所はキャプテンを務めた梁本選手(常翔高、180cm、90kg)が
しっかり締めることで、終始、同志社ペースの試合展開となりました。
1回生の活躍は未来への期待につながります。今後の更なる成長を望みます。
●Aチーム同士の対戦
105対14で大体大を一蹴しました(前半42対14、後半63対0)。
大体大には大きな選手が目立ち、戦前は不安の声も聞かれましたが、
いざ試合が始まると、同志社が安定したセットプレーからタイミングよく球を供給し、
速い展開で大体大ディフェンスを突き破ると着実に前進し、次々とトライを重ねました。
1回生同士の対戦と同様、FW戦を制したことが最大の勝因で、
特にスクラムでは第一列の田中選手(4回生、長崎北陽台高、171cm、102kg)、
橋本選手(4回生、常翔高、178cm、92kg)、栗原選手(3回生、報徳高、173cm、104kg)の健闘が光りました。
又、NO.8の服部(4回生、東福岡高、182cm、106kg)が身体を張ったプレーで攻守共に熱いプレーを見せ、
それがチーム全体に喝を入れたように思います。
課題は、こういう一方的な試合でありながら二つのトライを取られたことで、
受けに回ると弱いことを認めざるを得ません。改善を望みます。
さて、この春、関西学院大学、立命館大学、そして大阪体育大学に快勝してきた同志社ラグビーですが、
5月19日(日)には天理大学と、26日(日)には京都産業大学との対戦が予定されています。
いずれも強豪チームで簡単に勝てる相手ではありませんが、チャレンジャーとして最後まで果敢に戦って欲しいと思います。
皆さま、引続き応援のほど宜しくお願い申し上げます。
文責/同志社ラグビークラブ東京支部 出石賢司 〔1978年(昭和53年)経済学部卒〕