第186回 芸術家の愛した落合文士村
日時 :2019年4月18日(木)
集合場所 :JR山手線目白駅改札口
天候 :晴れ
参加人数 :36名
案内人 :宇野多恵子(S53商)
サポーター:山澤(S36法) 佐藤(S36経) 高橋(S43工)
距離 :約5㎞
《コース》JR目白駅⇒中村彝アトリエ記念館⇒おとめ山公園⇒薬王院(東長谷寺)
⇒佐伯祐三アトリエ記念館⇒下落合駅・せせらぎの里公苑(昼食)⇒林芙美子記念館
⇒中井駅(解散)
日なたは暖かく日陰は涼しくといった、心地良い春の日、目白駅前には36名が集まりました。
松田(S43商)さんの指導で軽くストレッチし、出発。
まず向かったのは、中村彝アトリエ記念館。中村つねと読むのは難しいです。
大正5年から肺結核と闘いながら、37歳で亡くなる(大正13年)まで、ここで制作を続けました。
次に向かったおとめ山公園は江戸時代将軍家の狩猟場で、
その名は立ち入り禁止を意味する「御留山」に由来します。
薬王院(東長谷寺)は牡丹の名所で、総本山の奈良の長谷寺から移植した株が増えたものです。
満開とはいかず、三分咲きといったところでした。
佐伯祐三アトリエ記念館は、彼の日本での創作活動の唯一の拠点です。
彼の画家生活は、30歳で病没するまでの6年弱ですが、その内2度パリに渡りそこで夭折します。
おとめ山公園と薬王院を省略したグループ(高橋さんリーダー)も、佐伯祐三アトリエ記念館で合流し、
下落合駅(西武新宿線)で一時解散。駅前の飲食店を利用したり、せせらぎの里公苑で弁当にしたり、
各自昼食後その公園に再集合しました。
午後は林芙美子記念館の見学です。
人気作家となった林芙美子が47歳の生涯を閉じるまでの約10年住んでいた家で、
作家生活と家庭のどちらも大切にしたことが窺える設えになっています。
家も庭も趣のある造りになっていて、展示を見学したり各所でくつろいだりして、
その後中井駅(西武新宿線・都営大江戸線)で解散しました。
なお、約15年前に木村ケイさんが案内されたコースを参考にいたしました。
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宇野多恵子 記