同志社東京校友会

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年次会活動

同志社関東42会

鈴鹿久美子さんは(株)InStyleという国会内部の諸業務をこなす会社の社長。かっての社会党委員長 土井たか子氏の秘書官を務めた方でもあります。鈴鹿社長より国会見学のお話があり「通常では見れないところも案内しますよ」との説明に6月20日関東42会の面々で国会見学を行いました。

 当日、10時30分集合。案内の方から入門証を頂き衆議院議員会館へ。鈴鹿さんより「国会のしくみと秘書の仕事」のレクチャーを受け、そのあと長い地下道を渡って国会内へ。階段を登ると赤いじゅうたんの廊下。その左右には各会派の控室。自民党のある部屋の前では、あの女性役員が何やらひそひそ話。その前を急ぎ足で行く公明党の幹部、その周りには記者がぞろぞろ。
 お昼になり議員食堂へ。定番のカレーライスと思いきや、「国会弁当」の定食。食事の間、隣の席にも向こうの席にも見覚えのある方々。

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 食後、衆議院本会議場を見学。傍聴席からは意外と狭く感じました。議場には一般人はもちろん、秘書でさえ入れない場所。

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その日はラッキーなことに予算審議を行う第一委員室の見学が可能となりました。党首討論の席は意外と近く、その席での日置さん、堀さんの討論もどきは圧巻でした。

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参議院議場横の廊下を通ったとき議場からは激しい怒号とヤジ。どうやら石原環境相のあの発言の問責決議の審議。否決されたようでした。
 中央広間はひときわ高い天井、絵や彫刻が施され壁はふんだんに質の高い大理石が使用され、なかにはアンモナイトの化石などを見ることが出来ます。広場の隅には板垣退助、大隈重信、伊藤博文、三人の銅像。四つ目の台座は空いていますがその理由はいまだに不明。

正面玄関に回り記念撮影。
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 総御影石造りの巨大な柱、扉は5対のブロンズ製の扉。1枚1トン以上あり普段は全く開かれないことから「あかずの扉」といわれている。その扉が開かれるときは「天皇をお迎えするとき」「選挙後の初日の議員登院日」「外国の元首訪問時」のときのみ。
 さすがは国権の最高機関、日本古来の伝統技術と国産の最高級の材料で建てられた国会議事堂は、圧倒的な迫力とスケールで迫ってきます。この議事堂で国民のよりよい幸せを実現できる政治を願いつつ、鈴鹿社長に御礼を申し上げ議事堂を後にしました。
(文・柏原博人)
(写真・片桐陽、日置栄一)

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