H26年11月4日
芸術の秋にふさわしく、11月4日(火)上野の森美術館での「北斎展」と日本橋での「同志社クラマ画会・東京OB展」の美術鑑賞会があった。クラマ画会の方は、我が42会の柏原画伯が「熱海の花火」を出展しているとのことで大いに楽しみにしていた。
まずPM2:00に上野公園内の「上野の森美術館」入口に集合。
参加者は柏原、木村、高木、日置、加藤の5人。柏原さんは油絵、高木さんは水彩画、日置さんは墨絵と皆、それぞれ絵には一家言ある面々だ。
北斎の作品、「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」「同 凱風快晴」など140点の作品が展示されている。動き がみごとに描かれていること、興味深い構図、しかもすべてが浮世絵(版画)であることなど、一つ一つ見ていると時間が足りないくらいだ。当日は鑑賞する人 も多く、絵の近くまで近寄るのことすら大変な混雑ぶりだった。これらはすべてアメリカのボストン美術館の所蔵品である。
PM3:30上野公園から日本橋兜町の「同志社クラマ画会・東京OB展」に移動。
ギャラリーには女性5名(片山さん、女子大の「こぶし画会」の方々)がおられた(どうしたことか我々のほかに男性はいなかった)。
絵を見るのが本題ながら、勝手を知っている柏原さんの号令で真ん中のテーブルでの酒盛りとなった。
冷えたビールあり、ワインあり、日本酒ありで、画廊での酒盛りはいかがなものかと思いつつも遠慮なくいただいた。
柏原さんの絵は昨年の42会の「熱海の船から見る花火」を描いたもの。
まっすぐに上がって大きく開いた大輪が明るく躍動感あふれて描かれている。
画面からはみ出している構図がなんともダイナミックでよい。
先ほどの酒盛りの中では、女性陣も含めてクラマ時代の柏原さんの女性問題が話題となり、これは昨年の熱海での今は亡き上村さんを攻めまくったときと同じような感じであった。
PM5:00頃より近くの中華料理店(台湾料理)へ移動。
おいしい料理と紹興酒などが入るにつれ、領土問題など熱を帯びた議論になった。
これではまずいと、画廊から残っていた女性陣も呼び、(後輩の男性も一人参加)なごやかなムードになった。
とかく42会の男性陣は女性が入ってくれると、とたんににぎやかになる。
今回は42会としては5人だったが、クラマ関係の人も交えた楽しい、和やかな会であった。
(文・写真:42会 加藤寿彦)