第173回 国分寺崖線を辿る
日時 平成30年2月22日 木曜日
集合場所 二子玉川駅改札
天候 1.5~5.5℃ 細かい氷雨~曇り 風弱し
人数 25名(内途中参加 2名)
歩行歩数 15000歩 約10Km
案内人 43法 小林繁蔵、35商 長久保文雄、42女大 河内和代、43商 成瀬一範
コース 二子玉川駅 ⇒ 二子玉川公園(帰真園、旧清水邸) ⇒ 善養密寺
⇒ 等々力渓谷 ⇒ 等々力不動 ⇒ 東京都市大学(12時10分昼食)
⇒ 伝乗寺(五重塔)⇒ 寮の坂 ⇒ 九品仏浄真寺 ⇒ 九品仏駅(3時解散)
今年の冬は例年に比し寒冷の日々が続き、駅改札では参加人数が少ないので心配したが、
25名の参加で賑やかに寒さも感じずウオーキング出来た。
出発前の朝礼で先月亡くなった山崎 一徳さんに全員で黙祷を捧げた。
昔の二子玉川は遊園地、自動車教習所、ネコ玉、イヌ玉、乗馬クラブ等想像できないが、
現在は広大な敷地にショッピングビル、マンション群、公園等の賑わう町。
公園の高みで崖線の説明、立川~大田区の30Kmに亘る高さ20mの崖、落葉樹の密生で
保水率の高い土地を形成、特に湧水(約100か所)は地元の飲料水として今も使用されている。
(保健所が認可)
崖下の道を辿ると善養密寺に至る。ご高齢住職の説明は真言宗寺院とは考えられない
万物一体の融和を目指す寺院、本尊にカヤの木(樹齢7百年余)、動物群、仏像群等々。
当に崖線の象徴たる湧水豊かな等々力渓谷、等々力不動、春秋の木々の新緑、
紅葉が眼に浮かび再度の訪れを待っているかのようだった。
御昼過ぎ東京都市大学(旧武蔵工業大学)訪問、昼食を摂らせていただき、
食後記念館で学校の歴史(1929年設立、1955年校舎拡張等経営協力を五島慶太に依頼)
以後東急Gが応援、今に至っている。
学校を後に崖線の登りで伝乗寺に参る、後に参る浄真寺とは浄土宗で深く関り
学僧の寮もあって途中の坂は“寮の坂”と名付けられている。
このお寺の入り口では想像も出来ない五重塔が鎮座し小さい寺院では別格の存在だった。
崖線を登り切り環八を渡って名刹“九品仏浄真寺”に。
現在9体の阿弥陀如来を順次20年を懸け一体づつ京都で修復中(最終平成34年)。
寒冷のウオーキング、参加者一人の故障者も無く無事九品仏駅に到着、散会した。
文責 小林