第180回 池田山から白金台を歩く
日 時 :2018年10月23日 (火) 10時
集合場所 :JR 五反田駅 改札
天 候 :小雨後曇り 気温 17°C
参加人数 :34 名
案 内 人:郷農 恭子 (38文)
サポーター:外村 泰三(34法)・大道 一子(38女大)・吉川 進(43工)
距 離 :約5.5km
#コース#
JR五反田駅東口 →五反田公園 →ねむの木の庭 →池田山公園→ 常光寺→どんぐり児童公園
→メトロ白金台駅~白金台いきいきプラザ前→ 東大医科学研究所・病院 →古地老稲荷
→八芳園(庭園)→ 明治学院大学(キャンパス)→都営浅草線高輪台駅(解散)
集合時から怪しげな空模様である。気温は16度、少し肌寒い曇天のもと歩き始めた。
「五反田公園」では駒田会長による人数確認の点呼。信沢さんのご指導により体操をした。
緩やかな坂道をゆっくりと上がって行くと池田山交番の前にはお巡りさんの姿があった。
「ねむの木の庭」は皇后美智子様の実家正田邸跡地を記念の庭園 として残されている。
お庭にはサーモンピンクの薔薇「プリンセス美智子」が三カ所ほどで咲いていた。
薔薇の開花に出逢えたことは嬉しいです。
お庭は「合歓の木」を中心に四季折々の草花や山野草などが配してある。
品川区が造園し管理をしている。
次は、一際目を惹く「インドネシア大使館」が見えてきた、
一行の中には興味を持った人も有ったが、今回は除外した。
「池田山公園」は昔、岡山藩主池田家の下屋敷があった。
38419㎡に及ぶ広大なもので「池田山」と呼ばれた。
品川区では池を中心とした回遊式庭園として四季の変化が楽しめる憩いの場となっている。
まだ坂道が続く、短いが最後の急坂である。もう少し頑張ろう!!午前中は約2.5kmを歩きます。
「常光寺」
慶應義塾の創始者、福沢諭吉の没直後から昭和52年に麻布善福寺へ移葬されるまで埋葬されていた。
慶應義塾が建立した記念の碑が有る。雨中傘をさし乍ら暫し止まって見学した。
「どんぐり児童公園」→「白金台いきいきプラザ」
小雨の中で昼食について説明して次へ移動して後解散。再集合は「いきいきプラザ」です。
偶々、下見の折にお借りしたいとお願いしておいたが、
まさかの雨で再集合の折に館内ロビーやトイレなどをお借り出来て有り難かった。
午後は少し小降りになり、先ずは「古地老稲荷神社」に着いた。
行人坂大円寺より出火した振袖火事により周辺一帯で被害があった。
人々の不安を解決するためにここ「日吉坂上」に設置。
火伏せの稲荷である。小さな鳥居が続いてその奥にあるいなりに交代でお参りした。
「八芳園」
庭園は一般に公開されて、八方から見ても美しい庭園。
池を中心に回遊式の江戸の自然を今に残す大庭園です。
良い具合に結婚式にも出会い新郎新婦の記念撮影や音を立てて流れる滝、
池は透明度の高い水も美しい鯉も見所です。
庭園内の茶室では何人かは抹茶を楽しんだ。
出発の頃には傘は要らなくなった。
「明治学院大学」
外から眺めるだけでなく大勢ですが歩こう会のメンバーと共に見学したいとの思いが有ったが
多人数のため事前に申請が必要でした。
明治学院はヘボン塾に始まる。
ヘボンの像、島崎藤村の校歌碑、インブリー館、チャペル、明治学院記念館などが見学できる。
*インブリー館* 明治22年頃教鞭を執っていた宣教師の館。平成10年に重要文化財に指定された。
*チャペル* 大正5年ウイリアム ヴォーリス設計により建設、同志社との縁も有る。
景観上重要な歴史的建造物。
*明治学院記念館* 一階には歴史資料館がある。
煉瓦と木造との連繋構造が美しい港区景観上重要な歴史的建物である。
この建物の傍らに「アンネのばら」が咲いていた。
*アンネのバラ* ベルギーの園芸家が平和への願いを込めて名付けた。
苗木は広島のホロコースト記念館より送られたものです。二班に分かれて見学。
駒田会長の挨拶、11月担当の因幡様のコースの説明などが有り、学園の外で解散。
その後、JR五反田駅へ向ってメトロ駅高輪台迄10分程歩きました。
雨の予報にも拘わらず大勢の皆様がご参加下さり、何事も無く終わった事に感謝しております。
【38文 郷農 記】