海の感性あふれる「日本海洋画展」と暑気払い
去る8月下旬、東京芸術劇場・5階の展示ギラリーで第33回日本の海洋画展が開催されました。
開催中の8月24日(金)の夕刻、台風一過の蒸し暑い日でしたが
東京40会の同期生25名が暑気払いを兼ねてかけつけました。
と言うのは、その海洋画展に同期生の平岡さんが毎年出品されているからです。
その作品は海に静かに佇む岩に波しぶきが襲いかかる荒々しい瞬間をとらえたで絵でした。
その絵を観た一瞬の感性では女流画家の作品とは想像がつかないかもしれません。
黒い岩と荒れ狂う波しぶきがバランスよく描かれています。
その一方でかけつけた同期生は他の「海」に因んだ海洋画の鑑賞を通じて、
久しぶりの語らいのひとときを楽しむ機会になりました。
私は、「海洋画展」を訪れると海からの語りかけやその叫びに心が揺れ動きます。
つまり、海のことをもっともっと知ってほしいと・・大きな叫びが聞こえるようです。
静かな凪の海もあり、荒々しい激しく暴れまわる海もあり、その海で働く人々もあり、
その変貌する姿に「海の心が叫ぶ葛藤」を感じます。
いずれにしても、「海洋画展」はひとことで言うと、心に響く海の感性にふれるよい機会と思います。
海洋画展の鑑賞後は、集合写真をとり、その後暑気払いの懇親会の会場であるレストランに
移動しました。
暑気払いの懇親会の会場は「ずわい蟹と国産豚のしゃぶしゃぶ」を賞味できる珍しい食事処でした。
お店の方によるとこのメニューは、残暑を吹き飛ばすだけのタンパク質やミネラルが
満ち溢れているとか。
懇親会は今後の台風の来襲や残暑を乗り越えるにふさわしい活気あふれる機会となりましたが、
「後期高齢者のみの集い」に留意し、腹八分目をもって散会となりました。
TEXT / 永渕
PHOTOS / 鈴木(良)