第188回 深大寺・神代植物公園散策
日 時:2019年6月11日(火)
集 合:京王線 調布駅北口
天 候:晴時々曇り
参加人数:32名
案内人:山澤 祥吾(S36法)
サポーター:小林(S43法)、古暮(S43女子大)、坂井(S48女子大)
距離:約4km
(コース)調布駅北口(バス)→深大寺入口(深大寺通り)→山門→参道
→鐘楼常香楼→ムクロジの木→本堂→元三大師堂→銅造釈迦如来像(国宝)
→昼食→水生植物園→植物園入口(深大寺門)→芝生広場→ばら園
→植物公園入口(正門)→調布駅北口(バス)解散
前日は午前から夕方にかけて激しい雨が降り続き、本日の催行が危ぶまれたが、
朝起きると雲は切れ絶好の歩こう会日和となり、30名を超える参加者が調布駅に参集した。
お蔭で案内人の山澤さんの「雨おとこ」の汚名が晴らされた。
駅前からバスで最初の訪問先の深大寺入口へ移動。
深大寺
奈良時代に開山され、都内では浅草寺に次ぎ2番目に古い名刹で、本尊は阿弥陀三尊像。
境内は国分寺崖線の崖面に抱かれる様に立地され、静かな雰囲気を醸し出している。
崖線特有の湧水も多く、それが美味しい蕎麦を生み出す一つの要因となっている。
山門前で集合写真を撮ったのち、三々五々に鐘楼・ムクロジの木・本堂等を見学して
午前の行程を終えた。
深大寺そば
一旦解散し昼食としてそれぞれが目ぼしい店で食事としたが、
全員が名物のそばを賞味したようで再集合後は、蕎麦が旨かった、
天ぷらが旨かった、ビールで喉を潤した等の報告会となった。
そもそも深大寺そばは、近隣の土壌が米作には向かず蕎麦の栽培をしたこと、
そば打ちにきれいな湧水を使った事、水車を使って粉ひきが出来たこと等の要因が重なって、
この地の名物となり、現在では26軒が軒を連ねている。
なお、境内には日本に唯一の「そば守観音」が祀られていた。
水生植物園
神代植物公園の分園で、ちょうどハナショウブが見ごろであった。
周りは樹木に囲まれ都会のなかとは思えない「いなか」の雰囲気を楽しめた。
神代植物公園
もともとは東京の街路樹などを育てるための苗圃場であったが、
昭和36年に都内唯一の植物公園として開園した都立公園。
広い園内には4,800種類、10万本の樹木が植えられているが、
この時期はバラ・ツツジ・アジサイ・スイレン・ハナショウブを楽しめ、
また、温室では洋ラン・ベゴニア等の珍しい熱帯性植物を鑑賞できた。
たっぷり植物と触れ合ったのち、バスで調布駅に戻り解散としたが、
好天に恵まれ存分に多摩の自然を満喫できた一日であった。
(吉川 記)