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【同志社大学】 ITECセミナー開催のお知らせ 【6月13日(火)】


同志社大学 技術・企業・国際競争力研究センター(ITEC)では、新しい技術に対応した社会の新しい仕組みを展望することを目的に、いくつかの論題を設定して、それぞれの論題を様々な視点から議論していくシリーズ形式で、ITECセミナーを開催しております。 
(聴講無料・どなたでもご参加いただけます。)

 

【シリーズ4:イノベーションと文化】
人類の発展はイノベーションの歴史ともいえるでしょう。その意味で、イノベーションのあり様は、時代そして文明のあり様と不即不離の関係をもって変化してきました。この関係を今日のコンテキストに当てはめると、イノベーションのあり様は、各国文化のあり様と相互に影響しあいながらその形を形成していると推察できます。ITECセミナー・シリーズ「イノベーションと文化」においては、この関係に光を当てることを目指します。

 【論題】日本のソフトウェア技術者の労働条件・生産性と働き方・職場環境の特徴:アメリカ、中国、フランス、ドイツとの比較を交えて
 【日時】2017年6月13日(火)13:00~14:30
 【場所】同志社大学 東京サテライトキャンパス セミナー室
     東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階
      http://tokyo-office.doshisha.ac.jp/access/map.htm
 【講師】同志社大学 政策学部 教授
     技術・企業・国際競争力研究センター兼担研究員
     中田 喜文

日本のソフトウェア技術者の労働条件・生産性と働き方・職場環境の特徴を、中国、アメリカ、フランス、ドイツのソフトウェア技術者と較べることで抽出します。日本を含めこれら5カ国でアンケートを実施し、労働時間と給与、職務や自身の生産性に関する主観的評価、及び働き方と職場環境についてのデータを収集し、5カ国比較を行いました。その結果、日本のソフトウェア技術者の労働条件は低水準で、職務に関する満足度や自分自身の生産性についての自己評価は、5カ国中最も低い水準でした。そこで日本のソフトウェア技術者の生産性が低い理由に関して、収集したデータを分析した結果、ソフトウェア技術者の能力水準、仕事のマネジメントの在り方、オープンで闊達な議論ができる職場文化の形成において課題があることが示唆されました。今後、日本のソフトウェア産業と人材の活力が益々伸長し、活用されるためには、これらの課題への取り組みが急がれます。

本セミナーは、2014年度ソフトウェア工学分野の先導的研究支援事業:
IPA委託研究「日本のソフトウェア技術者の生産性及び処遇の向上効果研究:アジア、欧米諸国との国際比較分析のフレームワークを用いて」の成果に基づくものである。

 【お申込み】 https://goo.gl/forms/j4Ti0Z34ypLAszqj1
       こちらのリンクからお申込み下さい。

 

ITEC Seminar 20170613 (中田先生)F3.jpg

 

  
【シリーズ3「ロボット・AIと社会制度」】

近年のAI、ロボット技術の進展は、人類社会の発展に大きく寄与することが期待されている一方で、人間と機械との関係、人間と人間の関係、さらには人の人としての生き様にまで大きな影響を及ぼすことが予想されています。現在、世界的に注目を集めている自動運転技術は、こうした技術が市民の目前に突如として姿を現した1つの例であり、機械と人間の関係性を具体的に問うています。このシリーズでは、こうした問題意識の下、AI、ロボット技術を活かしつつ、その負の側面を制御していく社会の新しい仕組みを議論します。

 【論題】自動運転普及のための政策とその効果:事故損失削減の観点から
 【日時】6月13日(火) 15:30 - 17:00
 【場所】同志社大学 東京サテライトキャンパス セミナー室
     東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階
     http://tokyo-office.doshisha.ac.jp/access/map.htm
 【講師】同志社大学 政策学部 教授
     技術・企業・国際競争力研究センター長
     三好 博昭

この講演では、自動運転技術の普及のための政策とその効果を、事故損失削減効果に焦点をあてて、経済学的な観点から解説します。主な内容は以下の通りですが、それぞれについて、経済モデルを用いた計算結果を報告する予定です。
1) アクティブ・セーフティ技術の重要性
2) 自動運転によってもたらされる便益の大きさとその帰属先
3) 利用する技術(自律型、車車協調型、路車協調型)による便益(大きさと帰属先)の違い
4) 追突防止技術並びに車線逸脱防止技術によって発生する便益
5) 普及政策評価(1):デバイス搭載義務化の評価
6) 普及政策評価(2):車車協調型における効果的なクリティカル・マス形成方法

 【お申込み】https://goo.gl/forms/UTCHchKfdJWjGUfd2
 セミナーのお申込みは、リンクページアドレスをクリックして、ご確認下さい。

 

ITECセミナー・チラシ20170613(三好教授)F.jpg

 

 

【主催】同志社大学 技術・企業・国際競争力研究センター(ITEC)
【問合せ先】
  同志社大学 技術・企業・国際競争力研究センター(ITEC)(担当:髙山)
  京都市上京区今出川通烏丸東入 寒梅館KMB 3階
  TEL:075-251-3779  E-mail:itec@doshisha-u.jp
  http://www.itec.doshisha-u.jp/j/

 

文責/同志社大学 ITEC Office 髙山 博

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