「プレ10周年記念吟行」開催さる
私達の句会も来年の9月には10周年を迎えます。
今年はその前年のイベントとして初の一泊吟行を催しました。
雄大な富士山の麓、御殿場のYMCA東山荘に13名が宿泊して「とらや工房」や、「秩父宮記念公園」などを散策しながらの句作を存分に楽しみました。
(全員写真 東山荘ロッジ前)
夜は仲間3名による興味深い小話に花を
咲かせ、早朝には皆で仲間の演奏するオル
ガンに合わせて「讃美歌」を歌うなどのハ
プニングもあり、学生の頃に戻った様な気
分の中で沢山の楽しい句が生まれました。
(句会披講情景 東山荘)
<1日目の代表秀句>
這ひ出でて塞ぎ忘れし蝉の穴
東 西風
<2日目の代表秀句>
長き夜の抒情てふ語の重きかな
平野豊嗣
萩眺め讃美歌合唱同窓と
諏訪河童
<講師詠句>
讃美歌をうたう秋の蚊打ちながら
あかぎ倦鳥
10月以降は会場、日時を新しく設営し
第83回目の句会を開催いたします。
(於、同志社東京オフィス 午後3時)
9月吟行当番幹事
1日目 坂部清龍 木村晶子
2日目 東 西風 山本まさ
(賛美歌斉唱 東山荘黙想館)
句会幹事:黄雀
写 真:業平