同志社東京歩こう会
第123回 モダンな街並と文化財建物
期 日 2013年7月10日(水) 快晴
集合場所 東急東横線 代官山駅中央改札口
参加人数 28人
歩行距離 2.8 km
案 内 人 郷農恭子(38文)
《コース》
代官山駅 ⇒ 代官山公園(点呼・コース説明) ⇒ 猿楽塚古墳 ⇒ ヒルサイドテラス ⇒ 旧朝倉家住宅(重文)⇒ 内記坂 ⇒ 夕やけ坂・長谷戸小学校 ⇒恵比寿公園 ⇒ 恵比寿神社 ⇒ 総会会場(銀座ライオン・アトレ恵比寿店)
7月の「歩こう会」は、毎年3km程度の軽いウォーキングと総会&昼食会を組み合わせて行われます。参加 者は総会会場へ直行してもよく選択は自由ですが、歩いた後の麦酒の味は格別とか! 毎回「麦酒」を楽しみに歩く方も多いようです・・・ただ、今年は早い梅 雨明けで、猛暑日が続き心配でしたが、外村会長の指示で熱中症に配慮した短縮コースとし、木陰の多い公園で、水分補給に時間を多く割いたウォーキングとな りました。
旧朝倉邸庭園
代官山駅をスタートしてすぐの代官山公園の木陰で点呼・コース説明を行い、強い日差しを避けながら、なる べく裏道を歩き「猿楽塚古墳」へと向いました。猿楽塚古墳は代官山という近代的な街にある遺跡です。6~7世紀の古墳時代末期の2基あった円墳のなかの1 基で、直径20m、高さ5mの「北塚」が「猿楽塚古墳」です。その頂きには大正時代朝倉家によって建立された「猿楽神社」があります。そこはビルの谷間に あって吹き抜ける涼風が心地よく、ちょっとミステリアスな空間でもあります。元気な方々は、その頂きまでのぼっておられました。そこから少し歩くと重要文 化財の旧朝倉家住宅です。
旧朝倉家玄関にて
旧朝倉家住宅(重要文化財)
建物は近年まで使用されていましたが、平成16年に国の重要文化財に指定され、冷暖房設備を含む全てが文化財として登録されています。一行は猛暑を忘れ大正ロマンへのタイムスリップを楽しみました。
旧朝倉家縁側にて
建物は大正8年(1919年)朝倉虎治郎の屋敷として建造され、1640坪の広大な敷地は、主屋、土蔵、付 属屋(車庫)などがあります。大正時代の和風建築の趣(大正ロマン)を残した歴史的文化遺産として貴重なものです。その後の関東大震災や太平洋戦争等でも 焼失を免れております。
また、庭園は崖線(がいせん)を利用した回遊式庭園になっていて四季おりおりの姿が楽しめます。朝倉邸を後にして内記坂を通り「夕やけ坂」へと歩を進めました。
夕やけ坂・長谷戸小学校
坂の途中の小学校には、童謡「ゆうやけこやけ」の作曲者 草川信が10余年勤めたことから坂の名前がつけら れました。坂を下りてすぐの恵比寿公園でひとやすみのあと、恵比寿駅へと歩を進めました。路地裏にひっそりと佇む恵比寿神社を通りぬけると駒沢通りに出、 間近に恵比寿駅が見えてきます。全員無事に銀座ライオン アトレ恵比寿店の総会会場に到着しました。
総会における外村会長挨拶
木村さんの会計報告
西村さん乾杯の音頭
懇親会風景
文責 郷農恭子(38 文)