日 時:2013年11月19日(火)
集合時間:10時 天候 晴
集合場所:JR御茶ノ水駅 聖橋側出口
参加人員:38名
案 内 人:因幡一男(37商)
歩行距離:約 7km
《コース》
JRお茶の水駅 ⇒ 湯島聖堂(点呼・体操)⇒神田明神 ⇒ 妻恋神社 ⇒ 湯島天満宮 ⇒ 東大本郷キャンパス(昼食)
⇒ 弥生美術館(竹久夢二美術館) ⇒ はん亭 ⇒ 寛永寺 ⇒ 東京芸大 ⇒ 国際こども図書館 ⇒ 上野駅(解散)
お茶の水の神田川を挟んで北に孔子を祀る湯島台の湯島聖堂、南に神田駿河台のニコライ堂、それで名づけられた聖橋(ひじりばし)を渡って湯島聖堂へ。
1690年(元禄3年)5代将軍綱吉が儒教の振興を図る為に建てられた家塾であり、日本の学問の府のスタートとなったところである湯島聖堂内の講堂を見学し、孔子廟である大成殿の前で体操をしてスタートした。
湯島聖堂
江戸の総鎮守として崇敬を集め江戸三大祭の一つ神田祭で知られる神田明神を参拝して湯島天神に向かう。
その途中で妻恋神社という小さな社に寄る。
日本武尊が東征のとき大暴風雨に会い、妃の弟橘姫が海に身を投じて海神の怒りを鎮めたという。
途中湯島の地に滞在したので郷民が尊の姫を慕う心をくんで祀ったのが始まりという何とも微笑ましい神社であった。
菅原道真を祀り、学問の神様と言われる湯島天満宮では丁度菊まつりの最中で、はからずも菊人形の新島襄、八重、覚馬と出会う奇遇となった。
新島襄と八重の菊人形
東大本郷キャンパスは銀杏の黄葉がジャストタイムで楽しめた。学食で昼食をとり午後のスタート。
東大正門前にて
弥生美術館(竹久夢二美術館)、弥生式土器発見ゆかりの碑を経て根津の大正6年に建造された木造3階つくりの家屋、はん亭を外見、上野の寛永寺へと向かった。
大正時代の木造3階建家屋
徳川将軍家の祈祷所、菩提寺である天台宗総本山の寛永寺はかつては上野の全山が所領であり強大な権勢を誇ったが、慶応4年(1868年)の上野戦争で主要な伽藍を焼失した。
このあと国際こども図書館内を見学、絶好の歩こう会日和に恵まれた晩秋の下町散策であった。
上野公園にて
(文責 因幡一男)