第179回 石神井公園を楽しむ
日 時:2018年9月27日(木)10:00
集合場所:西武池袋線大泉学園駅改札口
天 候:小雨
参加人数:16名
案内人 :宇野多恵子(S53商)
サポーター:佐藤博(S36経)郷農恭子(S38文)吉川進(S43工)
距 離:約4㎞
《コース》
大泉学園駅⇒牧野記念庭園⇒石神井公園ふるさと文化館分室⇒石神井城跡
⇒石神井公園ふるさと文化館・旧内田家住宅・池淵遺跡⇒石神井公園駅(解散)
気温の高いことを想定してのコースでしたが、あいにくの雨模様で肌寒い一日となりました。
幸いにも、大降りにはならず小雨の範囲でした。
大泉学園駅を出発して5分で牧野記念庭園に着きます。
世界的に著名な植物学者・牧野富太郎博士の住居跡を整備した庭園で、
300種以上の植物が植えられ、博士ゆかりの品も展示されています。
10年以上前に当会で訪れましたが、当時から記念館は建て直されて美しくなっていました。
交通量の多いバス道を避け、住宅街を抜けて石神井公園に到着。
緑被率(みどりの面積の占める割合)が23区No.1の練馬区を代表する自然豊かな公園で、
多くの野鳥が生息しています。
石神井池と三宝寺池の二つの大きな池があり、
三宝寺池の沼沢植物群落は国の天然記念物に指定されています。
公園南側には、石神井城の土塁と空堀が残されています。
15世紀に太田道灌に滅ぼされた豊島氏のものです。
ふるさと文化館とその分室は、郷土の歴史が学べる施設です。
練馬大根を漬ける大きな樽に驚いたり、区にゆかりのある文化人の紹介の展示に感心したり、
練馬について改めて学習しました。
天候不良のため、公園での食事をあきらめ、急ぎ気味に石神井公園駅まで歩き、解散。
その後各自で昼食としました。
空調の効いた施設を三カ所を巡り、水辺の緑陰で暑さをしのぐコースでしたが、
その意味のあまりない涼しい天候でした。
少人数ながら元気に歩き、無事帰路につきました。
(宇野記)