第172回 初詣と多摩ハイキング
日 時: 2018年1月11日(木)10時~14時
集合場所: 京王線高幡不動駅改札
天 候: 快晴
参加者数: 32名
案 内 人 : リーダー 駒田 隆之(43工)
サポーター 佐藤(36経)、宇野(53商)、吉川(43工))
歩行距離: 約5.5km
≪コース≫
高幡不動駅 ⇒ 高幡不動 ⇒ 高幡丘陵 ⇒ 京王百草園 ⇒ 京王線聖蹟桜ヶ丘駅(解散)
関東の三大不動*の一つで、真言宗智山派の名刹である高幡不動尊への初詣で、
今年の例会のスタートを切った。
*三大不動 成田山新勝寺、高幡不動尊の二つ以外は諸説あり、
伊勢原の雨降山大山寺等が挙げられている。
京王線高幡不動駅で集合後、土産物屋・食べ物屋が軒を連ねる参道を抜け、
正面に仁王門が、奥には相輪が朝日に輝く五重塔がそびえる境内へと入っていく。
新年に入って10日以上過ぎているが、境内は初詣客が数多く見られ、
露店もにぎやかに営業を展開していた。
この様子では正月三が日は大変な混雑が想像される。
高幡不動尊金剛寺
今を去る1100年前、平安時代初期に慈覚大師円仁が、清和天皇の勅願によって
当地を関東鎮護の霊場と定めて山中に不動堂を建立し、不動明王をご安置したのに始まる。
奥殿には総重量1100キロを超える巨像で
古来日本一と伝えられた丈六不動三尊(重要文化財)が安置されている。
境内入口近くには地元日野出身の土方歳三の像(現代風の男前)が建てられており、
その前で駒田リーダーが新選組・近藤と土方の違い・土方の生涯について説明し、
一般の参詣客も含めて興味深く聞いた。
その後百草園に向かい高幡丘陵へと向かったが、かなりの急こう配で
先頭としんがりには相当の距離差がつき、途中で1名が道を外れて
行方不明(?)になるトラブルが生じ、今後再発防止の検討を要する。
京王百草園
2-3月には梅まつり、11月には紅葉まつりが開かれる梅と紅葉の名所で、
この時期は見るものが無いのではと懸念したが、
蠟梅と水仙が可憐な花と独特の香りで目と鼻を楽しませてくれた。
1,2輪の蕾が膨らんだ梅の木の下で、多摩方面の遠景を見ながら各自弁当を味わい、
食後の自由時間では三々五々園内を散策したが、
一番の高台からは新宿方面及びその奥にそびえるスカイツリーがうっすらと眺められた。
東京タワーは見える人と見えない人がおり、思いがけないところでの視力検査となってしまった。
百草園を後にし、最終目的地の聖蹟桜ヶ丘駅を目指す下り坂の途中にある牛舎からは、
子牛・子ヤギが顔を出しており、独特の臭いと相まって久し振りに「田舎」を感じさせられた。
(吉川記)