同志社東京歩こう会

  1. HOME
  2. サークル活動
  3. 同志社東京歩こう会
  4. 第191回 国分寺崖線・風景を辿る (崖線第二弾)

サークル活動

同志社東京歩こう会

第191回 国分寺崖線・風景を辿る (崖線第二弾)

第191回 国分寺崖線・風景を辿る (崖線第二弾)

 

実施日   2019年10月23日(水)
集合場所  東急田園都市線 二子玉川駅改札
案内人   小林繁蔵(S43法)
サポーター 駒田隆之(S43工)、吉川進(S43工)、宇野多恵子(S53商)
参加人員  35名
天候    快晴、微風
コース   二子玉川駅 ⇒ 玉川大師 ⇒ 旧小坂家住宅 ⇒ 岡本公園民家園
      ⇒ 仙川~野川 ⇒ 昼食(不二家・道とん堀)⇒ 天神橋
      ⇒ 次代夫堀公園 ⇒ 成城三丁目緑公園 ⇒ 成城学園駅(解散)

 

今年は天候不順続きで雨、曇りと日照時間が短く心配していたが当日は快晴に恵まれた。
国分寺崖線は一昨年(二子玉川~九品仏)に続き二回目で、二子玉川~成城学園の9Km余り、
少し紅葉しだした広葉樹を愛で、湧水を集めた丸子川、鯉が泳ぐ仙川、
19号台風で濁流の痕跡を残す野川の三川周辺を散策し楽しんだ。
駅改札付近で挨拶、点呼を終えいざスタート。

旧小坂家別荘
次に向かったのは長野で隆盛を極めた小坂順三(息子が善太郎、徳三郎)の別荘を見学。
崖線を活かし急傾斜斜面に回遊式参道を整地し、湧水は川と滝であしらい
標高差20m余りを広葉樹、低木の常緑樹、野草と野趣溢れる庭を辿った。
邸宅は昭和12年建てられ現在は世田谷区に寄贈、
今は樹木も成長し座敷からの眺望も多摩川、富士山等も見えずらくなっている。

丸子川沿いを岡本民家園めざし暫し歩く。
途中三菱財閥所有の静嘉堂文庫美術館屋敷の広さに改めて驚く。
12時過ぎ仙川の橋を過ぎ野川に面する蒲田地区到着、
“不二家”と“道とん堀”の二か所に面々別れ昼食を摂った。
1時過ぎ次代夫堀公園を目指し野川の堤を遡行、川沿いに途中から大工事現場出現、
外環道東名JCT地下道シールドマシーンで発生した土壌の処理施設の大きさにびっくりした。

 

次代夫堀公園
昭和63年世田谷の古民家を移築、鍛冶屋(1200度の高熱で鉄を鍛造し刃物等制作)、
綿作~綿織物(綿畑で綿花が弾ける状態が見られた)、
養蚕~絹織物(当日はお休みだった)草木染等日頃目に出来ない情景を勉強できた。
古民家園の出口でコメの脱穀を行っていて落穂やモミを鳥が盛んに啄んでいた。

崖線最後の行程は成城三丁目緑地公園
高度約30m弱の今日二回目の登りで参加者がお互い励まし合って登り切り、
眼下の鬱蒼とした森と野川の流れ、又多摩川方面の眺望を楽しみ、終着地成城学園駅に3時到着、
お互いの健脚振りを讃え来月の歩こう会再会を約し解散とした。
                                   (文責 小林)