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Apr. 13, 2011 |
3月すみれ亭句会当番の弁
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(当番:河童) |
東日本大震災では皆さん本当に大変なことでした。お見舞い申し上げます。
3月11日午後2時46分。僕は大阪とテレビ会議をやっていた。初め揺れ出したとき小さい声で「地震だ」と言ったが、次の瞬間あまりの揺れの大きさに思わず「大地震だ」と叫んでしまった。大阪の連中はまた諏訪が大声上げているわ、ぐらいに思っていたようだ。でも、「おお、大阪も揺れ出したぞ」と共鳴して少しはこちらの大きさも分かってきたようであった。
この瞬間から日本中が一変してしまったわけだが、当句会も「ウエッブ句会」という前代未聞の例会となった。エライときに当番に当たってしまったものである。そこへもってきて、こんな時だから皆を元気付けるよう何か「工夫」せよというお告げまで寄せられて、乏しい古びた頭を捻りに捻って出てきたのが「語彙解説」を付けることであった。こんなことするのが俳句の「慣習」に馴染むものなのか、全く分からなかったのだがその後の倦鳥先生のお言葉から判断して、やはりやってみてよかったのではないかと一人自己満足している次第。
それより何より、この「ウエッブ句会」で初めて(!)気がついたのだが、我が句会員のレベルの高いこと。実は僕など今の今までそのことに気が付いていなかったのである。やはり、お酒を飲みながら「早撃ちで」選句している限り、「秀句の味」を見抜くことは難しいのではないかと反省しきりである。 |
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上の「会報」はクリックすると全文を読むことができます。
[次回お知らせ]
4月は、現状に鑑みお昼の句会と致します。
α会はお休みです。
定例句会:4月22日(金) 14:00〜16:00
同志社大学東京オフィス
当番幹事:打越信貴さん
句会幹事 弓人
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Mar. 16, 2011 |
第9回同志社東京38会総会報告 |
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第9回同志社東京38会総会報告(平成23年3月8日開催)
於:小田急ホテルセンチュリーサザンタワー
「第9回東京38会」総会は、会員51名(会員総数108名)の出席を戴き、17:30より盛会に開催されました。第一部総会は、飯田禎彦氏の司会で、楠田会長の開会挨拶に始まり、広瀬会計担当より22年度決算報告と監査報告、23年度予算案の説明が行われ、引き続き23年度役員18名全員再任案が上程され何れも承認されました。
来年は設立10周年の節目を迎える事から、「10周年記念行事準備委員会」を立ち上げる事、積立金より10万円程度取り崩す事の承認を得ました。
第二部懇親会は、18:00より飯田禎彦・柴田佳子両氏の司会の下、西裏副会長の乾杯に始まり、新入会3名の自己紹介が行われました。
メインイベントは、第一線で活躍中の若手ヴァイオリニスト・内田沙理さん、岩谷優子さんのヴァイオリン二重奏によるクラシック演奏会でした。70歳の老人達も、若き乙女の素晴らしい演奏に暫し酔いしれ、時の経つのも忘れる一時でした。偶々当日が、司会者・飯田氏の誕生日で、お二人から「ハッピバースディー」のお祝い演奏がプレゼントされるハプニングもあって、懇親会は大いに盛り上がりました。
宴最後に全員でDoshisha College Song を斉唱、気合いの入った大塚元博氏指揮のDoshisha Cheer の後、記念撮影で予定通り20:30賑やかな中に閉会となりました。別れを惜しんだ大勢の仲間が、同じホテルの別の会場に集まり、遅くまで語り合い、来年の再会を誓いながらの散会となりました。
平成24年3月8日は記念すべき第10回総会です。「準備委員会」が楽しいイベントを企画してくれると思いますが、これまでに無い大勢の参加者でお祝いしましょう。
(楠田智昭 記)
写真:塗田さん、久良木さん
下の小さな画像はクリックすれば大きくなります |
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Mar. 11, 2011 |
平成23年「すみれ亭新年句会」の報告 |
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去る2月17日(木)、恒例の第8回新年句会を、梅まつりが賑やかな小石川後楽園「涵徳亭」にて開催しました。15名の出席会員により約90句の力作の発表が行なわれ、優秀作品の表彰や倦鳥主宰の名句評に感じ入りながら、美味しい会席料理とお酒に酔いしれました。
<当日句会>の優秀句 (敬称、略)
・春暁の光と闇に母をれり 塗田業平
・白鷺もてもちぶさたや二月尽 池田しろう
<月例句会>の優秀句
・真つ白な客船で発つ春への旅 山本まさ
・アドリアの朝の小径で初音きく 木村晶子
・屠蘇一献一献重ねて酔いつぶれ 真鍋 靖
(節分)
・老声は隣に負けじ豆を撒く 楠田智昭
・節分や福に限りのありぬべし 窪川弓人
・赤鬼もひと夜明ければ豆拾い 丸山黄雀
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下の小さな文字を部分をクリックすると大きなテキストが現れます
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<講師詠>
望遠鏡春の二人を捉へたり あかぎ倦鳥
・・・新俳号を平安の歌人「在原業平」に因んで「業平」さんに・・・・
新年句会冒頭に、倦鳥主宰から“善啓さんの新俳号を「業平」さんに決めましたので発表します”と紹介され、会員から拍手で祝福されました。
その由来は、前回の句会での投句 業平の燭台高し都鳥 塗田善啓
の句が隅田川河岸で聳える東京スカイツリーを詠んで特別賞に表彰されたためです。
ご本人は「まだ幕下の私には豪華すぎる俳号「業平」を命名していただき感謝いたします。この俳号に恥じないよう、今後とも精進したいと思います」と謝辞を述べておられました。 業平さんのますますのご活躍を期待しております。
当番幹事 丸山黄雀 記
[次回お知らせ]
3月例会句会:3月18日(金)17:30〜 すみれ亭 当番幹事=河童さん
投句締切日:11日(金)、鳥兜兼題:「酔(すい、よう)」季語ではありません、念のため
(投句=雑詠 2句、 鳥兜 1句、 計 3句)
α会:3月18日(金)16:00〜 野村ビル48階 幹事=業平さん
ご欠席の方は、それぞれの幹事に必ず事前連絡ください。(出席は連絡の必要ありません)
句会幹事:弓人
写真:しろうさん
下の小さな画像はクリックすれば大きくなります |
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後楽園梅園 |
句会風景 |
記念撮影 |
句会風景 |
句会風景 |
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Feb. 28, 2011 |
東京38会「スキー&温泉部会」第6回活動報告 |
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開催日: |
2011年2月22日(火)〜23日(水) |
開催地: |
長野県野沢温泉スキー場 |
参加者: |
8名(女性5名、男性3名;スキー組4名、温泉組4名) |
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2006年に嬬恋高原(群馬)でこのサークルは発足したわけですが、今回は6回目の開催となりました。参加者8名の中には常連のご夫婦(奥様は京都から)のほかにもう一方、やはり京都から弓削芙美子さん(38年卒の同期、同窓生)にも参加していただきました。 |
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(第2回 蔵王、第3回 塩原、第4回 田沢湖、第5回 小樽) |
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野沢温泉は同志社出身者にとっては、体育の単位取得あるいは課外活動の一環で多くの人が訪れたことのある思い出の地です。
今回も「日影ゲレンデ」にある懐かしい“内田食堂”に同志社大学と同志社女子大学の校旗が掲げられていて、多数の現役学生も訪れていた様です。スキー組4人は学生時代の青春にノスタルジイを感じつつ滑ったのではないでしょうか。 |
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また温泉の方でも野沢温泉はたいへん有名な所で、外湯の多さや各温泉ごとに異なる湯質の豊富さなどで人気の高い場所です。旅館の内湯のほか、高い温度の外湯巡りも楽しみました。 |
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広いゲレンデの中腹に位地する見晴らしの素晴らしいレストランで全員が一緒に昼食をとったのは、温泉組には大変新鮮でした。旅館での夕食会、二次会では学生時代の思い出、これからの生き方、健康に関する話などで夜の更けるのも忘れる程で、大いに盛り上がりました。 |
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なお当サークルはこの形では一応、今回をもって終了といたします。会員各位からこれまでにいただいたご協力に感謝申し上げます。
来年以降は、形を変えたもので再スタートすることも考えられます。過去の参加者等にもご意見を伺って、今後の方向を決めたいと思います。その節には以前にも増してのご支援よろしくお願い申し上げます。 |
(世話人:佐藤京子、奥山博司)
下の2枚の写真はクリックすると大きくなります |
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Feb. 14, 2011 |
第63回すみれ亭句会報告 |
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(1月21日(金)すみれ亭) 当番幹事 冬草 |
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平成23年初めての句会は、お二人が欠席とはいえ大いに盛り上がりました(出席18名)。
会員の投句にスカイツリーを詠まれた句があり、その製作者としての句の解説はみんなが納得して興味深く聴けました。スカイツリー完成のニュースが待たれる、句会でした。
今月の主宰詠句
初詣太平洋に尻向けて(安房洲崎神社) あかぎ倦鳥
[次回お知らせ]
2月17日(木)12:30〜 小石川後楽園「涵徳亭」
新年句会です。
1部=当日句会、2部=例会句会、鳥兜兼題は「節分」です。
会費=男性:6、500円、女性:5,000円
幹事:弓人
↓下の文をクリックすると論評全文を読むことができます |
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Jan. 7, 2011 |
第62回38会「すみれ亭句会報告」 |
12月17日例月通り、新宿野村ビルにてα会(俳句の勉強会)と句会が開催されました。
α会では、倦鳥先生から前月に引き続き、「2句1章」の句作りに関し、新聞に掲載された入選句を例句に、教えていただきました。
「2句1章」に特別な決まりごとはなく、自由に取り合わせればよい。但し、取り合わせる2つがあまり近くなく、かと言ってあまり離れすぎると、聞き手に詠み手の意図が、伝わらない恐れがあるので、そこを考えて取り合わせるように、ということでした。
引き続きの句会では、久しぶりにメンバー20名全員参加で盛り上がりました。
実はメンバーの坂本冬草さんが、先月その長年にわたる保護司としての活動に対し「瑞宝双光章」という勲章を受けられました。この日は、そのお祝いも兼ねた句会となりました。 |
↓下の文をクリックすると
論評全文を読むことができます
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今月の主宰の1句
恋するにほど良き時雨きたりけり あかぎ倦鳥
来月の「鳥兜兼題」は当番幹事の冬草さんより 「雪」 が出されました。
12月当番幹事 清龍
「次回お知らせ」
1月21日(金)当番幹事:冬草さん、投句締切:14日(金)
新年句会=2月17日(木) 小石川後楽園「涵徳亭」12:30〜(詳細は後日)
幹事:弓人 |
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Dec. 11, 2010 |
第13回懇話会開催報告 |
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開催日 |
2010年11月24日(水)13:30〜16:00 |
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開催場所 |
同志社東京オフィス・セミナールーム |
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今回の講師は池上藤則氏と坂部博志氏のお2人にお願いしました。
28人もの参加者を得て、今回も大変盛況でした。また終了後、近くの店で開いた懇親会にも女性2人を含む12人の方に参加していただき、和やかな一時を過ごしました。
講師の方、参加者の方に感謝申上げます。
講演内容の要旨は次のとおりです。
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池上藤則氏 『無農薬野菜の作り方』 |
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約60坪の広さの畑で有機栽培野菜作りを楽しんでいる。 |
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その中からキャベツ、ホウレンソウ、ナス、ネギ、ジャガイモ、大根、カブ、アスパラガス、セロリ、ニンジンの10種類の野菜作りに関して、種まき、植えつけ、収穫に至る各段階での栽培ポイントを詳細な配賦資料と、パワーポイントによる写真の紹介を織り交ぜて解説していただいた。 |
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病害虫からの被害を避け、甘みがあって強い野菜を作るためのポイントは |
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@ |
種まきの時期をよく考える(春まきにするか、秋まきにするか) |
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土壌成分を各野菜にとって最適な状態に保つ |
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B |
こまめな施肥(追肥)を欠かさない |
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十分な水やりの実施 |
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D |
植える場所を年毎に変える(輪作年限を守る) |
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等であるが、野菜作りにとって最も大事なことは、毎日欠かさずに畑を見に行くことである。そうすれば虫の付き具合、成長度合がチェックできる。 |
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上記10種類のうち、有機栽培の比較的易しい野菜はジャガイモ、大根、カブ。 |
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逆に難しいのはアスパラガス、セロリである。 |
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坂部博志氏 『イラク・エジプト駐在体験記』 |
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今から約30年前に、日商(日商岩井)の鉄鋼輸出部門にいたとき、出張でイラクに行き、そのまま事務所の開設そして駐在員となった。
当時は日本の輸出マーケットの拡大時期と重なり、中東地区でのビジネスは拡大の一途を辿っていた時代で、自分の会社も石油パイプライン建設等4件の大型プロジェクトの商談が成立した。 |
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当時バクダットには日本商社が5社進出していたが、現地の日本人は大使館員を含めても25〜30人くらいのもので、エジプトの800〜900人に比べると少ないものであった。しかし日本人駐在員が少なかったが故に、同業他社社員も加えた合同の「日本人会」が作られて、その時の縁で現在も家族ぐるみの交流が続いているというメリットもあった。 |
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駐在員ということで、バクダット、カイロともに日本に比べると相当広い住宅に住み、メイドも使っていたが、食生活の面ではとくにバクダットでは日本食がほとんど無くて苦労した。米などの日本食は隣国レバノンのベイルートまでよく買いに行ったりした。 |
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気象条件が厳しく、食生活でも苦労の多かった土地であるが、医療関係のうち医師の技術面ではイラク、エジプトともに日本人医師と比べてそれほど劣っていないと思った。自分も含めて家族全員が現地医師の世話になり、痔の手術(自分)、帝王切開による次女の出産(妻)、扁桃腺の治療(長女)、犬に咬まれた足の治療(長女)を無事にやってもらった。 |
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バクダット駐在時には“秘密警察に追われているので早く出国しろ”と忠告された経験もあった。帰国後に聞いたところでは、自分の後のあるエージェンは捕まって処刑されたとのことで、この忠告は根も葉もない噂ではなかったのかとヒヤッとしたこともあった。 |
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いろいろな事があったが、世界四大文明発祥地のうちの2カ所で駐在する経験が得られたこと、駐在時代に次々と大プロジェクトが受注できたこと、他社の優秀な社員との付け合いが深まり今も交流が続いていること等、振り返ってみて通算約8年にわたる駐在は大変、幸運であったと感じている。 |
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☆ |
池上様のお話からは、すでに家庭菜園をやっている方は新たな知識を、まだの方は一度やってみようか、と思われたのではないでしょうか。
坂部様のお話、30年以上も前の中東地区は欧米先進国と違って、大変なご苦労があったと思います。また後日談とはいえ相当リスキーなご経験もされたこと等、印象深く聴かせていただきました。 |
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(文責 奥山博司) |
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Dec. 11, 2010 |
第61回すみれ亭句会 |
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11月19日いつものように倦鳥先生を中心に俳句勉強会が新宿野村ビルでひらかれました。14名の出席、6名の欠席、でも事前に欠席のかたにも選句というかたちで参加していただきました。前半はα会。芭蕉のベスト22句、現代の23句(平井照敏選)をまなびました。
先生の鑑賞をききながら 俳句の取り合わせは[2句1章]と[1句1章]という作句の方法があることをしりました。
これを頭に、またみんなでがんばります。そのあと句会にうつりました。みなさんの傑作ぞろいのなかから独断と偏見で5句を選、みなさんが選をなさるのが ほんとにいろいろで楽しい瞬間です。句がで揃い主宰の選を発表。納得したりえっとおもったり和気藹々で、あっという間の時間でした。外に出たら寒風が舞っていました。
主宰の一句 木の実降る卜書のごとき時過ぎて 倦鳥
来月の兼題は 清龍さんより 「咳」がでました。
11月当番 やまもと まさ
[次回お知らせ]
α会と12月定例句会:12月17日(金)
α会幹事=善啓さん、句会当番幹事=清龍さん
例会句会は、冬草さんの「瑞宝双光章」授章のお祝い会も兼ねて催します。
句会幹事:弓人
下記会報はそのいずれかをクリックされると全ページをお読みいただけます
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Nov. 21, 2010 |
38会ゴルフコンペ報告 |
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11月10日(水) 筑波カントリークラブで第16回38会ゴルフコンペが開催されました。 無風快晴の秋晴れの下 古稀を迎えた総勢14名の会員が思い思いの夢を描きながらティオフしたのは9時10分でした。
当初19名のエントリーがあり盛会を喜んでいましたら、実家の急用やら急な海外出張に始まり、土壇場になり緊急入院を始め持病の悪化等過去に類を見ない5名のエントリー取り消しがあり、何時もより少なめな人数となりました。
それでも参加者は皆元気一杯でスタート、紅葉の始まった木々を愛でたのは最初の1−2ホールだけで、あとは例によりこんなはずはない、今日はおかしいとぶつぶつ呪文らしきものを唱えながらのプレーは何時もの通りとなりました。
いつ来ても此の筑波CCは距離もたっぷりあり、素晴らしいコースレイアウトで、我々アベレージゴルファーの前に立ちはだかります。
さて、優勝者は最近腕を一段と上げ、且つ絶好調と噂の高かった岡田恭子さんが前評判通り優勝しました。アウト45:イン44グロス89、ネット67の男性顔負けの堂々のスコア―でした。
最近の傾向としてハイハンディで順位下位の常連だった池上さんが前回優勝し、同じくゴルフ廃業しようかと悩んでいた東さんが今回3位と、ゴルフに熱を入れ練習すればこの年でも上達することが次々証明され、大変いい傾向だと思いました。
参加者は成績順に
岡田恭子・中川英男・東満弘・西裏正・久保茂一・原博司・楠田智昭・奥山博司・広瀬勇・池上藤則・塗田善啓・井上日出雄・久良木京子・草刈恒太
次回は平成23年5月10日(水) 石坂カントリー倶楽部を予定しています。
幹事は岡田恭子さん・久良木京子さんです。
中川 英男 記
優勝者・岡田恭子さん:
「素晴らしい秋晴れの中,38会ゴルフが筑波ゴルフクラブで開催されました。1週間ほど前から足を痛めて歩くのもままならない状態だったので躊躇していたのですが、年2回しかないことなので思い切って参加いたしました。その結果思いがけず優勝させていただき喜びと同時にとまどっております。足の怪我の為、1日無事にまわれれば良いと力を抜いたのが良かったのでしょうか?!
何事も八分目!ほどほど!が良いんだな〜。と、人生の教訓を得たような気持ちになりました。これからはゆっくりと人生をエンジョイしたいと思っております。
御一緒してくださったチームメイトの皆様、幹事さん有難うございました。」 |
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Nov. 11, 2010 |
「ウォーキング&食べ歩き会」秋の合同企画の報告 |
「銀座界隈で文学散歩とフランス料理を楽しみましょう」 |
aH.22/10/27 |
ウォーキング会幹事 中澤淳郎
食べ歩き会幹事 黒田満紀子
10月27日(水)、この日は12月並に寒くなるとの予報でしたので、ちょっと心配しながら、10時半に大江戸線「勝どき」駅に集合。地上に出てみると申し分ない快晴で、先ず十返舎一九の墓(東陽院)を訪ね、青空と隅田川とユリカモメを見ながら「勝鬨橋」を渡り、芥川龍之介生誕の地、歌人九条武子夫人の歌碑、酒井抱一の墓、石川啄木の碑、福沢諭吉が日本最古の社交のための倶楽部として創設した交詢社の名残のファサードのある交詢ビルなどを巡り、北村透谷や島崎藤村の学んだという泰明小学校の近くまで、約4キロの快適なウォーキングを楽しみました。
泰明小学校の近くにあるSun-miビル内EMU(エミュ)のフランス料理もなかなか美味しくて、わさび風味のソースなど和風のものも取り入れての工夫がされていました。今回は嬉しいことに、38会の新会員の方や「ウォーキング&食べ歩き会」に初参加の方も仲間に加わってくださったので、一人一人に簡単に自己紹介を兼ねて近況報告をしていただきました。いろいろと話がはずみ、食べたり飲んだり話したりで忙しく、あっという間に予定時刻の3時になってしまいました。
この日は「ウォーキング&食べ歩き会」両方合わせて18名(男性10名・女性8名)の方に参加していただき、お天気にも恵まれ、皆様のおかげで楽しいひとときを過ごすことができました。ほんとにありがとうございました。
池田さんと久良木さんには写真も提供していただき、ありがとうございました。
下の画像はクリックすると大きくなります |
十返舎一九の墓 |
芥川龍之介
生誕の地 |
石川啄木の歌碑 |
築地本願寺の
交差点 |
泰明小学校 |
レストラン |
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Nov. 11, 2010 |
同志社東京38会第14回スケッチ部会活動報告 |
部会幹事 飯田禎彦 |
10月24日(日曜日)JR中央線三鷹駅南口午前10時集合。バスで三鷹国立天文台構内に向けて出発。
武蔵野の雑木林の中に、大正時代から昭和にかけて建設された、天文観測施設が点在したゆったりとした雰囲気の中でのスケッチを楽しみました。
スケッチポイントは太陽塔望遠鏡、ゴーチェ子午環をはじめ第一赤道儀室など数か所。各自お弁当持参で思いおもいのスポットで描きました。
木々の間にしっかりとした存在感を示す天文台は良いテーマとなり、午後3時までの時間がまたたく間に過ぎました。
合評会は午後4時から、「珈琲家」の二階中央に陣取って、お互いの作品を楽しみました。
今回は追加のこころみとして、スケッチのワンポイントレッスンをファックスでお届けしています。
参加者は、池上、池田、岡田、木村、久良木、黒田、中澤、中川、飯田夫妻各氏の10名でした。
写真提供:久良木さん
下の画像はクリックすると大きくなります |
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Nov. 1, 2010 |
38会「すみれ亭句会報告」60回 |
6月から開始した「リニューアル句会」は会議室の手配が困難で臨時の休みとなり、従来どうり5時30分お酒の乾杯でスタートしました。
10月は多忙シーズンのこともあり、6名の会員が欠席選句となりました。
投句のレベルが向上して、酒に酔い名句に酔いながらの選句はとても楽しい一時でした。兼題は「夜長」と決めたものの、秋の季語として多少不安でしたが、結果的には甲乙付け難い名句が揃いました。
「今月の主宰詠」
草虱この頃女房謎多し あかぎ倦鳥
当番幹事 西風 |
句会会報は上記文字画像をクリックすると読むことができます |
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[次回お知らせ]
11月句会は、
19日(金)、17:30〜、当番幹事=山本マサさん
投句締切:12日(金)、鳥兜兼題=寒雀、(兼題1句、雑詠2句の投句)
11月α会(幹事善啓さん)は、
19日(金)16:00〜17:00、48階の「野村プラザ」
文責:幹事 弓人 |
Oct. 18, 2010 |
東京38会第9回スケッチクラブOB展ご案内 |
来る11月2日から 7日まで 京都の ギャラリー吉象堂(住所:京都市中京区三条通柳馬場東入る 中之町 11)にて 同志社大学スケッチクラブOB展を開催いたします。35年卒から 47年卒とメンバーは 10年以上離れた年代で構成しています。現在 クラブ員は 120名弱で、今回の出展は60名です。
故住谷悦治顧問の 提唱された 上手下手は問わない スケッチが 好きな 方々が一緒に描きましょうと 言う主旨で 今も描き続けています。
毎年 年一回 京都で OB展を開催して 今年は9年目です。
メンバーには 同志社東京38会の会員もおりますし、関東在住のメンバーも多数おります。
秋の京都、同志社訪問の機会に 足を運んでいただければ と存じます。
よろしくお願いします。
飯田禎彦 |
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Sep. 28, 2010 |
すみれ亭第8回記念句会、吟行句会、倦鳥主宰初句集「神の旅」お祝い会 |
H22.9.17 幹事 弓人 |
17日の記念句会は、前日までの悪天候から一転、秋晴の良き日(少し暑かったでしょうか)に恵まれ、参加17名の大賑わいで:
1)吟行、2)倦鳥主宰の初句集「神の旅」お祝い、3)吟行句会、4)例会句会、:
と盛り沢山の行事でしたが、全て、倦鳥主宰始め句会員皆様のお陰をもちまして恙無く終えることが出来ました。幹事としてはほっとしております。有難うございました。
久し振りの句会吟行も皆さん鎌倉の秋の一端をお楽しみいただけました。
吟行コース=江ノ電鎌倉⇒極楽寺⇒成就院⇒由比ガ浜⇒長谷観音⇒懐古亭(会場)
倦鳥主宰の句集「神の旅」お祝いの雅子さんの心のこもったご祝辞、みなさん感激してお聞きになっていました。すみれ亭句会員の感謝の心の表れを言葉に託していただき、有難うございました。
主宰から、初句集「神の旅」(編集出版の都合により予定が少し遅れておりますが)の内容などご紹介がありました。皆さん、改めて倦鳥主宰のおしえの深さに感謝すると共に、句集「神の旅」の出版を期待に胸膨らませ心待ちにしております。
今回の会場「懐古亭」も好評でした。黄雀さんの会場の選定から入念な吟行事前準備のお陰です。
句会については、「それにしてもこのところ、新人会員の入選の活躍には嬉しいかぎりです。ご本人のセンスもありますが、アットホームな句会ムードが佳い句を育んでいるのでしょうか。これもみな主宰の高潔な人格によるところ極めて大なるものと、感謝するばかりです(黄雀)。」のコメントが全てです。
別項の倦鳥主宰の含蓄ある軽妙な名解説をお楽しみ下さい。
写真提供:しろうさん
[10月句会お知らせ]
10月15日(金) 17:30〜 新宿野村ビル、すみれ亭 当月幹事:西風さん
「兼題」=夜長 投句締切日:10月8日(金) 投句先:西風さん
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上の講評、下の画像各々クリックすると大きくなります |
吟行 |
長谷寺 |
7回記念句会 |
主宰 |
句会風景1 |
句会風景2 |
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Aug. 11, 2010 |
38会「すみれ亭句会報告」58回 |
H.22.7.16 |
7月はリニューアル句会の第二回目です。先ず4時から始まった「アルファー会」では、前回に続き、倦鳥先生が俳句についての講義をしてくださいました。今回もまた俳句に関する思いがけない新しい発見があり、何十年も生きてきてこのトシになってもまだまだ新しいことが学べるなんて、ほんとに恵まれているなと思います。
句会が始まると、「鳥兜の部」で講評をするという、当番幹事にとっての「えらいこっちゃ」タイムが待っておりました。兼題のサングラスには、機知に富んだ楽しい句が沢山寄せられました。その中から3句を選ぶのは私にとっては至難の業でしたが、独断と偏見とそれにちょっぴり「遊びごころ」も交えて、蛮勇をふるって選ばせていただき、何とか無事にすんでほっとしています。
続いて、「当季雑詠の部」に進み、出席の17名が暑さにも負けず元気に熱心に語り合いました。8月は、句会はお休みですが、皆で連歌に挑戦する予定になっています。
「今月の主宰詠」
七夕の夜も四桁の電子音 あかぎ倦鳥
当番幹事 満紀子記
[次回お知らせ]
1) 8月は例会、α会共にお休みです。 代わりに、36歌仙「草矢集」の連句を巻いています。
2) 9月17日(金):記念句会 (10:00〜15:30)
吟行(10:00〜12:00)=鎌倉極楽寺〜成就院〜由比ガ浜〜長谷観音
倦鳥主宰句集上梓お祝い会と記念句会(12:00〜15:30)=長谷「懐古亭
句会幹事:窪川弓人
下のテキストは「すみれ亭句会報告58(H22.7)講評」の1ページです。このページのいずれかをクリックすることで全文を読むことができます: |
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July 10, 2010 |
第12回「38会懇話会」の開催報告 |
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開催月日 2010年6月16日(水) 13:30〜16:00 |
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開催場所 同志社東京オフィス・セミナールーム |
今回もお2人の講師をお迎えすることができ、また32名もの多数の出席者を得て大盛況でした。 |
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中野 浩氏 テーマ「異文化とのかかわり」 |
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中野氏は大学卒業後、JETORO,JICAでご活躍。国際交流事業のエキスパートとして5度の海外駐在をされており(アメリカ2回、マレーシア、インドネシア、オーストラリア)、これまでに体験された各種の事例の中から、日本(人)と外国(人)とでは物の見方、考え方、対処の仕方がいかに異なるか、しかし日本人として今後この問題にいかにかかわっていくべきか等、たいへん示唆に富むお話をしていただきました。 |
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[講演概要] |
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1. |
純粋培養の弱さ |
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日本人がとる行動は非常に注意深い面と、逆に無警戒極まりない面との二面性を 持っている。たとえば |
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海外でサラダ(生野菜)を食べる際の異常な警戒振り |
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一方、日本の警察官の極めて無防備な職務質問の仕方 |
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自分自身、海外にいるときの注意力が国内では失せて、2度も日本でスリの被害にあっている。 |
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2. |
すべては相対的 |
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絶対というものはこの世の中にはない、すべては相対的な関係で成り立っているという物の見方が大切である。 |
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自己責任(It’s your own risk)という考え方に関して、日本と海外とでは非常に違いがあるが、これも片方の考えが絶対というものでもない。例えば |
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高速道路で動物との衝突事故を起こした場合 |
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公園の運動器具で怪我をした場合 |
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海外ではすべてIt’s your own riskであるのに対して、日本では施設の管理責任を問われることが多い。 |
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政界における与党と野党の関係をみても、与党が絶対という存在ではない。 |
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オーストラリアであるパーテイの席上、与党の外務大臣がわざわざ同席していた野党の“陰の外務大臣”を紹介してくれた経験があった。 |
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日本製自動車の例。かつて自動車王国アメリカは、短期間のうちに日本製自動車に席巻されたが、いまやその日本製も絶対という存在ではなくなりつつある。 |
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日本の携帯電話は、国内では技術的に世界の最先端を行き絶対的な存在であるが、海外に出ると全く普及しない。ガラパゴス化現象を来たしているが、携帯電話以外の分野でも「ガラパゴス日本」が起きていないか。 |
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3. |
理解してもらうよりも他を理解する必要 |
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外国人看護師、介護福祉士の国家試験合格率が異常に低いが、外国研修生の資質、意欲への理解を深めるほか、語学に関する高いハードルの設定、受験回数制限等、外国人看護師、介護士受け入れ事業の仕組みの見直しも必要か。 |
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日本語勉強熱の広がり、すなわちBJT(Business Japanese Test)をはじめとして、海外では日本語、日本文化を非常に熱心に勉強している人が大勢いるということを日本人はもっと理解する必要がある。 |
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通訳者。日本では通訳をする人に“者”とか“士”をつけないが、これは通訳にも人格があるということを理解していないからだと思われる。 |
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マスメデイア。私の駐在当時にはマレーシア、プノンペンには日本のマスメデイアは常駐していなかった。彼の地について理解しょうという意識の欠如か。 |
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4. |
この後、中東地域でのコカ・コーラ販売に奮闘していたセールスマンが、アラブの文化、言語を理解していなかったために犯した失敗の面白い“英語小話”の紹介と、氏のマレーシア駐在中の1994年1月にNHKラジオ「ビジネス情報・海外経済トピックス」に出演されたときの録音テープが会場で再生された。 |
U. |
大塚 元博氏 テーマ「新島先生と高梁―私の両親出自の地によせて」 |
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大塚氏は38会機関紙「三つ葉」編集責任者として、毎年たいへんご苦労をお掛けしている方です。「三つ葉」編集と同様に、周到な準備と下調べに基づいた講演をしていただきました。 |
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[講演概要] |
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新島襄が国禁を犯して脱国をしたことは誰でも知っているが、それを決断するに至った過程で、また実際に脱国を実行する段階で多くの人々の協力、支援があったこと、それがなければ大願成就できなかったという史実についての講演であった。 |
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1. |
旧安中藩江戸詰めの家臣時代 |
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(1) |
新島が仕官していた安中藩板倉家は、備中松山藩(現在の岡山県高梁市)の分家に当たる。 |
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宗家筋より派遣されてきた備中松山藩士の川田甕江(かわだ おうこう)の漢学塾で学ぶうち、川田から藩が購入した洋式帆船「快風丸」が備中松山藩の領地である玉島港まで航海することを聞き、川田甕江の力添えを得てこれへの乗船に成功。このことは、 |
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江戸以外の見聞を広める絶好の機会となり、人生の一大転機となった。 |
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乗船中には欧米の文化、学問、思想に初めて触れ、世界に目を開かれた。 |
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B |
「国」というものを意識するようになり、脱国を考える動機がこの時に生まれたと自伝に記している。 |
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(2) |
玉島航海では多くの備中松山藩士と交流しているが、中でも原田亀太郎との交流が最も深く、原田が勧める勤皇思想に相当の関心を強めた時期もあった。
(後に新島が日本にとらわれずに、広く西欧の世界に目を開くに至った経緯に逆説的ではあるが、影響しているかもしれない)。 |
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(3) |
江戸に帰った新島は学問に没頭し、書物を読み漁ることになるが、英語の勉強も始めており、中でも特に大きな影響を受けたのが、「連邦史略」,「漢訳の聖書」,「ロビンソン・クルーソー」の3冊の書物である。 |
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人民が選挙で選んだ大統領が国を統治する政治形態、欧米の文明とその精神基礎になっているキリスト教、小説の中の主人公のように未知の世界への冒険心等に興味を抱き、憧れるようになっていく。 |
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2. |
函館への航海と脱国 |
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(1) |
快風丸で航海したときの仲間で、やはり備中松山藩士の加納格太郎からは、今度は同船の函館への航海を知る。そしてここでも備中松山藩士であった塩田虎尾が、宗家で船主の板倉公から新島の乗船許可を取ることに尽力している。 |
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(2) |
函館では当初予定していた武田塾への留学は、主人・武田斐三郎の江戸出仕と入れ違いになり実現しなかったが、先の塩田虎尾の協力を得て、ロシア領事館付司祭ニコライの家に住むことができ、そこで日本語教師を務める傍ら、ニコライに海外への蜜出国の助力を乞う等、出国の機会をうかがう。 |
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(3) |
また塩田虎尾の斡旋でイギリス人ポーター商会の店員である福士宇之吉という人物と知り合いになり、彼からはアメリカ汽船ベルリン号の上海航海を聞きこれへの乗船にも成功する。そしてこれがそのままアメリカへの蜜出国へと繋がっていくことになる。 |
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3. |
アメリカからの帰国後 |
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新島は岡山、玉島、高梁の各地を訪問。岡山基督教教会設立、伝道・布教活動を展開。
福西志計子(順正女学校を設立)、留岡幸助(社会福祉活動の先駆者で北海道家庭学校創始者)、山室軍平(社会鍋“救世軍”を設立)、石井十次等の教育、社会福祉分野の先駆者排出に多大な影響を与えている。 |
なお、当日は特別ゲストとして 林 岳氏(はやし がく)のご出席を賜りました。林氏は昭和40年・経済卒の同窓でいらして、講師の中野氏とはマレーシア駐在時代からのご友人です。お2人でマレーシアの同志社会立上げにもご尽力されました。
林氏は38会の盛上がり、懇話会活動に強い印象を受けられた様です。 |
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(以上、文責 奥山博司) |
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July 10, 2010 |
38会「すみれ亭句会報告」57回 |
H22.6.18 |
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6月句会はリニューアル句会としての第1回目で、何といっても当番幹事が「鳥兜の部」の主宰役を務めるという「えらいこっちゃ」句会の始まりでもありました。
兼題を紫陽花に決めるまで悩み、開花が遅いといってはヤキモキしましたが、どれも素晴らしい兼題句が勢揃いした時は、まさに壮観でした。みんなで同一の季題を詠むことの良さと面白さを実感しました。その中から入選3句を選ぶのはこれまたとても難しく、最後は倦鳥主宰の独断と偏見で自由に、好きな句を選んで下さいとの言葉を胸に選ばせていただきました。今までこんなにじっくり、全ての句に向き合い、熟考したことはなく、大変よい勉強になりました。
欠席は1名で、19人が新鮮な気持ちで賑やかに楽しく語り合った句会でした。
「今月の主宰詠」
青物横丁おたまじゃくしの売られゐし あかぎ倦鳥
当番幹事 雅子記 |
上の画像をクリックすると
すみれ亭句会報「57」
を読むことができます |
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すみれ亭句会「アルファー会」がスタート (善啓 記)
第1回アルファー会が6月18日に開催されました。本句会は、昨年2名、本年4名の新入会員が加入されて20名に成長した中堅の句会となりました。
アルファー会の開催趣旨は、従来の句会の時間外にプラスアルファーの効果を狙って、新入会員が俳句の基礎、ルールなど作句への取り組み方を理解・体得できるようにするとともに、ベテランの会員も復習しつつ実力を向上できるように目指したものであります。
アルファー会場は、句会と同じ新宿野村ビルの48階の会議場を句会開催日の16時から17時までレンタルできました。17時過ぎからは4階ですみれ亭句会に入れるようにアレンジできました。会場からは、眼下の街並み、遠方の武蔵野、丹沢と続く眺望も格別です。設備的にもホワイトボードを利用でき、申し分ないほど整った会場ですし、格安の利用料(500円/人)で利用できるのも年金世代にはありがたい会場です。
さて、今回準備された教材は、倦鳥先生が「視点を幅広く持って、より多様性のある句作を!」という趣旨で編集された一ページのテキストです。句作に当りいろいろな視点と例句が挙げてあり、すみれ亭句会員のレベルアップ必定の教材で、当句会のベテランも心服したテキストであります。本テキストを基に倦鳥主宰がさらに奥深い講義をしていただき、質問も活発に行われました。
本会を進めながら新旧会員の俳句の質・実力が飛躍的に向上することを期待していますし、皆さんの理解や活動をサポートできるよう幹事一同張り切っています。
(幹事団:倦鳥主宰、弓人さん、黄雀さん、しろうさん、善啓)
「次回お知らせ」
例会句会、α会、共に次回は、7月16日(金)
例会句会:17:30〜 当番幹事=満紀子さん
鳥兜兼題「サングラス」、投句締切9日(金)
第二回α会:16:00〜17:00 幹事=善啓
例句会、α会ともに、欠席者のみ必ずお知らせ下さい。
句会幹事:窪川弓人 |
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March 19, 2010 |
第15回「東京38会ウオーキング」報告 |
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幹事:中澤淳郎 |
平成5月26日(水)東京メトロ有楽町線「護国寺」駅に集合。今回は、雨の予報で天気が心配の中、20名とこれまでにない多くの参加がありました。
先ず、護国寺本堂を皮切りに、フィリピン大使館跡の関口台公園、そして江戸川公園へと向いました。江戸川公園は神田川に沿っての細長い公園で川沿いのさくらと遊歩道反対側の木々は、都心とは思われないほどに青々と茂っていて気持ちよく歩くことができました。江戸川公園の隣りには椿山荘の冠木門(かぶきもん)があり、入ってすぐのところに立つ樹齢五百年の椎の木は見事でした。近くには関口芭蕉庵、永青文庫がありますが今回はパス。細川邸屋敷跡を利用した庭園の新江戸川公園へと歩き、そこで昼食を摂った後、手入れの行き届いた回遊式庭園を散歩しました。その後、都電荒川線で雑司が谷鬼子母神へ。鬼子母神の鬼には角(つの=ノ)がないことを初めて知ったり、池田さんからいわれを聞いたりして盛り上がりました。境内には大きな木が多く、中でも600年の大公孫樹は樹高30m、幹周り8mと立派なものでした。都心での歴史を刻む巨樹からエネルギーをもらってのウォーキングで、2時前に解散しました。
参加者:池田夫妻、東夫妻、(女性) 浅野、岡田、木村、久良木、倉田、黒田、佐藤
(男性)石垣、上原、打越、楠田、坂部、中川、平野、丸山、中澤
写真提供:護国寺前−久良木、新江戸川公園−
中澤、都電 早稲田駅− 池田、
雑司が谷鬼子母神− 中澤
(敬称略)
画像をクリックして大きな写真をお楽しみください |
護国寺前 |
新江戸川公園 |
都電早稲田駅 |
雑司ヶ谷鬼子母神 |
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May 27, 2010 |
38会「すみれ亭5月句会」の報告(56回) |
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5月晴れの句会は、クーーと一杯から始まりました。 (美味しかった)
これからの新しい「すみれ亭」のスタイルが発表されました。「α」会と[鳥兜]の会です。α会は勉強を、鳥兜では、当番幹事が「兼題」「特選句選び」「講評」を受け持ちます。このことで、句会員のレベルが上がることが期待されます。
5月の句は爽やかな季節が心を優しくしたように思いました。人への深い想いの句が多かったようです。特に母への想いを味わってみてください。
「主宰詠今月の1句」
母に手を引かれし日ありラムネ抜く 倦鳥
当番幹事 きむらあきこ
[次回お知らせ]
6月例会句会:6月18日(金)
兼題は「紫陽花」、当番幹事=久保木雅子さん
第1回 α会:6月18日(金)
幹事=塗田善啓さん(黄雀さん)
文責:幹事弓人 |
上の小さな字のいずれかを
Wクリックすれば
講評を読むことができます |
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May 27, 2010 |
「東京38会 第15回ゴルフコンペ」開催報告 |
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同志社東京38会第15回ゴルフコンペは5月19日千葉県泉カントリー倶楽部で参加者17名で開催されました。前日の好天から一転曇り空時折小雨交じり、その上時折かなり強い風が吹き、絶好のゴルフ日和とはなりませんでした。 そんな条件下古稀を迎える年齢とは思えないハッスルプレーがあちこちで繰り広げられる一方、笑い有り・落胆有りと相変わらずの光景が繰り広げられ、悪天候を吹き飛ばすような楽しい1日を過ごしました。
当38会には女性ゴルファーが2名おりコンペを和ませてくれるのも特徴です。最初のドラコンでは先行組の久良木さんが名前を記し後方組の岡田さんがさん書き替えドラコンを取り、堂々3位入賞を果たすという男性顔負けのゴルファーぶりでした。
参加者は成績順に 池上、楠田、岡田、中川、小原、星崎、原、木村、久保、秋田、西裏、東、塗田、草刈、奥山、久良木、井上の17名でした。
次回開催は11月10日 筑波カントリー倶楽部です。 幹事は恒例により優勝の池上さんと久良木さんにお願いしました。
幹事・中川記
ゴルフコンペでは優勝は初めてなので、びっくり仰天とても嬉しい思いです。泉C.Cはフェアウエイが広くて良いコースでしたが前半の「イーストコース」では何時もながらの大たたきでうんざりしていました。後半自分としては比較的良いスコアで何とか安堵しましたもののグロスのスコアは恥ずかしいもので相変わらずの結果でした。過去の実績に基づいてハンデイキャップの見直しがあって其の恩恵に与り、ハンデイ制は良いものだなと感謝しています。これを機に少しでも上手く成れるよう老骨に鞭して精進しょうと思っております。
皆さん!ありがとうございました。
次回のコンペは11月10日(水)で「筑波C.C」で開催されます。
幹事は久良木さんと池上です。多数の参加をお待ちしております。
池上藤則 |
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