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070913

東京29会 <新緑の鎌倉で清遊>
 遅刻厳禁という通知で5月29日(火)10時40分、北鎌倉駅に36人が集合、直ちに圓覚寺へ。時折す〜っと薫風が通り抜ける方丈で、管長の法話を聞く:

(法話要旨)
 日本人の平均寿命は延び、明治時代の2倍以上に。生命長らえば苦しみも多いが、いつまで続くか、あと何年生きるか分からない。残高証明は誰からも貰えない。しかし増えることはない。確実にゼロになる。仏教では「裟婆=忍土」、苦労の多い世界のことで、釈迦如来は「己事究明」、生命を見つめて悟りを開いた。自分が今どうしてここにいるかを知るのは難しい。私たちは一人で生きていくことはできない。様々なご縁、お陰のもとで生きている。だから厳しいけれど人生はすばらしい。この事に気付けば感謝の心が生まれ、幸せな人生を築くことができる。

 小一時間の法話のあと、青年僧の案内で、普通は立ち入り禁止の庭園を見学。仏牙舎利(お釈迦様の奥歯)を奉安する舎利殿(国宝)の前で記念撮影し、緑陰の中を懇親会場の「鉢の木」へ急ぐ。

 心満たされたあとは食欲を満たす至福の時である。函館や神戸からの友と共に大いに語り、飲み、食べ、歌う。「春の集い」で披露された「同志社東京音頭」を永松氏の歌唱指導で合唱、河合氏のリードによるカレッジソングでお開き。残高ゼロへ一歩近付いた一日であった。

       (木村ケイ 昭29文)

 

 
東京29会の第80回例会
 5月29日(木)午後時より、ヒルトン東京2F王朝において開催致しました。29名の出席で大盛会に終わり、久しぶりの同世代による共感もあって、喋り過ぎによる声枯れを致しました。今回の会には、京都から同志社大学名誉教授藤田登氏が参加され、野球部新人の頃のご縁を約50年振りにまた結ぶことができましたが、半世紀を経ても人は一瞬にして当時に蘇るという経験をいたしました。最後に、河合氏のリードの下に校歌の大合唱を行いました。小生いろいろ事情があって今回が回目の出席でしたが、久しぶりで身に震えを覚え、何にも勝る音楽と思いました。新島イズムは東京29会にも強く流れていました。次回予定は10月29日です。
  (木村昌弘 記)

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